二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブンGO〜なくしたくない物〜 コメントください! ( No.41 )
- 日時: 2012/01/08 17:12
- 名前: 柳 ゆいら (ID: jIh6lVAe)
4.明らかになった真実【後編】
「て、わけですけd 輝「ちょっと待って!」なんだよ;;」
かんぱつ入れずに聞くな;; せっかく全部話したのにっ。
輝「ユエのいとこのお兄さんの名前は? なんで捨てられちゃったの? フィフスセクターにつかまったって?」
「……え……。」
そ、そういうところをついてくるとは……。
輝、おまえスパイ活動できるぞ?
「えっと、だから……。」
冬「あの、さっきから気になっていたんだけど。」
助け船冬香様! あなたは命の恩人です!
冬「月流君、『ユエ』って名前じゃないわよ?」
……ギャーッ! むしろもっとやばい感を引き立てる一言!!
言わないで、冬香様! 俺が命の恩人って言ったんだから!!
冬「この子の名前は、月流星(ホシ)よ?」
…………別の意味で絶望です。
つか輝にこれなんて説明つければ……
「えっと、輝……;;」
輝「ユエって……。」
「……;;」
輝「名前がふたつあるんだ!」
………………………………………ズゲッ。
おまえ天然だったのか! 人間に名前がふたつあるわけないだろ!!
って、こんなこと言ったらややこしくなるか。
輝「あっ、じゃあ、どっちで呼べばいいんだろう……。」
おいおい、兄さんから聞いてた円堂守って人にソックリだぞ、おまえの天然さ;; てか、雷門中の監督だったから、輝は知ってるのか。
「ユ、ユエでたのむ。みんなにも『ユエ』で通してるし……。」
輝「うん! 分かった!」
冬「??? とにかく、もう診察は終わったから、帰りなさい、みんな。」
全「はーい。」
〜in病院裏〜
「で、話しってなんですか、ヒロトさん?」
俺は、ヒロトさんに話しがあると言われて、病院裏にいた。
ヒロトさんは、冷たい表情で、こちらを見た。
ヒ「まだ、なにかかくしていることがあるよね?」
「なんの話しですか?」
俺はそっけなく返事する。ほんとうの俺はこっち。あの軽いノリの俺は、ただの表のキャラ。ほんとうは裏の顔として、この冷たい俺がいるんだ。
ヒ「あの話し……天馬君や影山君だから分からなかっただけかもしれないよ? もし神童君や霧野君が聞いていたら、きっとほんとうの意味に気づいていただろうね。」
「………………ヒロトさんは、気づいてるみたいですけどね。」
ヒ「ああ。君…………………………
シードなんだろう?」
ヒロトさんのセリフに、俺はけらけらと笑う。
「ほかになにがあるんですか。」
ヒ「やっぱりね。いとこのお兄さんを追ってゴッドエデンに行った。あのあとのことを、もっと詳しく言っていれば、いくら天馬君や影山君だって、気づいていただろうね。」
「たぶんね。」
ヒ「……あえて言わなかった、というわけか。」
「だって、つまんないじゃないですか、こんなにあっさり言っちゃったら。
あ、そうそう。もうひとつ、いいこと教えてあげますよ。」
俺の言葉に、ヒロトさんの表情が、いっきにこわばった。
俺はそんなのおかまいなしに、さらりとこう言った。
「俺はたしかにシードですよ。でも、俺は特別のシード…………
…………学校潰しを目的とするシードなんですよ。」
俺のセリフに、ヒロトさんの表情が凍った。
予想通りすぎてつまんねえの。
ヒ「ということは、雷門を潰すために、わざわざ?」
ヒロトさんが、やっとの思いで口をひらいた。
「そのつもりですけど。」
ヒ「じゃあ、なぜ潰さない?」
「いやー、そんないそがなくったって。もっとのんびり行かなくちゃ。それに、そんなにあっさり潰しちゃったら、つまらないでしょ?」
ヒ「……あくまでも自分の楽しみのためか。」
「そういうこと。」
俺はそう言うと、クルリとヒロトさんに背を向けて、その場を立ち去った。
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ふう。
あ、すみません。わたし、ゲームとかやってないんで、ヒロトが雷門側なのか、フィフスセクター側なのか、よく分からないんです;;
まちがってたら教えてください;;