二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブンGO〜なくしたくない物〜 コメントください! ( No.81 )
日時: 2012/01/10 18:08
名前: 柳 ゆいら (ID: jIh6lVAe)

15.bestfriend<ベストフレンド>



試合が終わったときには、もう立っているのは、神童、剣城、天馬、そしてユエだけだった。

ユ(まさかここまでとは……つか、油断してまじめに傷負ったし;;)
剣「ぐっ……。」

とうとう剣城がその場にたおれこんだ。ユエがかけ寄る。

ユ「剣城! しっかりしろ!」

ユエはしゃがみこむと、剣城の体をゆする。くやしそうに顔をゆがめるのが、ユエには分かった。

白「コレで分かっただろう。次元の違いが。」(←セリフ違いますっけ?)
ユ「っ……!」

ユエがひそかに顔をしかめた瞬間、天馬、そして神童までもがたおれた。
と、そのとき。
いきなりボールが飛んできて、あちこちではねたかと思うと、白竜たちと神童たちの間に割って入り、すごい勢いで回転して、砂煙をおこしはじめた。
そして、煙の中に、いくつかの人影が見えた。

     〜inほら穴〜

天「んっ……。」

天馬がゆっくり目を開けた。ユエは天馬に気づくと、にっこり微笑んだ。

ユ「天馬、目が覚めたか。」
天「あ、ユエ!」
ユ「もうみんなも起きてるよ。それに、感動の再会も、ね。」
天「???」
ユ「出てきていいんじゃないですか?」

ユエが言うと、穴のおくからひとりの人影。みんなの視線が人影に集まったとき、その人がすがたをあらわした。
オレンジ色のバンダナ、濃い茶色の髪と瞳。それを見た瞬間、みんなは目を大きく見開いた。

天「え、円堂……監督……!?」
円「…………ああ。」
全「円堂監督/監督!」

剣城、狩屋、ユエ以外のみんなは、円堂に飛びついた。

円「それに、。まだいるぞ。」
天「えっ?」

円堂に言われてふり返ると、吹雪、不動、風丸、壁山がいた。

天「吹雪さん!」

(いろいろ飛ばします;;((←オイ)〜早朝5:30〜

ユエはすぐ起き出すと、ほら穴の出入り口より1、2mはなれたところでスウ……ッと息を吸いこんだ。
そして、胸いっぱいに息を吸うと、口を大きく開いて、きれいな歌声で歌を奏で始めた。

ユ「♪もう 大丈夫 心配ないと 泣きそうな
    わたしのそばで いつもかわらない笑顔で

    ささやいて くれた
    まだまだまだやれるよ だって いつでも かがやいてる ルルルル ルル ルル

    ときには いそぎすぎて 見失う ことも あるよ しかたない
    ずっと見守っているから って笑顔で いつものように 抱きしめた

    あなたの笑顔に なんど助けられただろう
    ありがとう ありがとう

    bestfriend——……。

    こんなにたくさんの幸せ 感じるときは
    ああ 瞬間で ここに いるすべての仲間から最高の プレゼント

    まだまだまだ やれるよ だって いつでも みんなそばにいる ルルル ル ルル ルル
    きっと今ここで やりとげられること

    どんな ことも 力にかわる

    ずっと見守っているから って笑顔で いつものように 抱きしめた

    あぁ—— なんど助けられただろう ありがとう ありがとう ラララ
    ありがとう bestfriend—— ずぅっと ずっと bestfriend——……。
  って、ん?」

ユエがほら穴を見ると、雷門イレブンが、じっとユエを見ていた。
ユエは、自分の歌っていた歌が、雷門イレブンに聴かれていたのかと思うと、自然とほおがまっ赤になる。

ユ「み、みみみ、みなさん、聞いてたんですかっ!?」
天「え、えっと、う。うん;;」
ユ「どこから!!」
天「俺は、たしか『わたしのそばで』からボンヤリ……;;」
ユ「っぅ……////」
神「でも、すごくきれいな歌声だったし……。」
ユ「お、俺、外に行ってきますッッ////////」

ユエは、森に向かってかけ出した。

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小説の中で出てきた歌は、『bestfriend』——つまり『ベストフレンド』です。

最終的、ギャグ系になりましたね;;