二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 夏目友人帳 甘き菓子  ( No.53 )
日時: 2012/04/18 16:46
名前: 睦月 (ID: pm796894)


「…おい。夏目、さっきから聞いていればこやつを知らんようだな?」

「え?あ…ああ。」

ニャンコ先生はおれに訊いてきた。…なんでそんなことを言うんだ?

「こやつは玉露といってな、菓子作りの名人だ。」

…菓子作り?いや、それより…。

「ニャンコ先生。」

「ん?どうした?」

「いや、う…」

「ニャンコ先生!!」

「ぐえっ!」

ニャンコ先生がだきしめられる。…遅かったか…。「タキが来てるぞ。」と言おうとしたんだが…。

「は…離せ!私を抱えるな!」

「我慢してたの。でも…ダメだった!お願い!もう少しだけ…。」

「させるか!早く下せ!!」

ニャンコ先生は逃げようとするがタキから逃げられない。それを眺めていると田沼が横に来た。

「…なあ夏目、タキってポン太のどこがいいんだ?」

「いや…それはおれも知りたい…。」

いつかタキに訊いてみようかな…。