二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 夏目友人帳 甘き菓子  ( No.61 )
日時: 2012/09/09 18:09
名前: 睦月 (ID: pm796894)

「無理だ…。」

「早いなっ!?」

「ああ。だっておれ、1回もお菓子とか作ったこと無いし」

「なんだと!?夏目殿は作ったことがないのか!?」

「あ…ああ。」

玉露は全てが終わったかのようにうなだれた。そこまでだったか…?

「う…うむ。そうか…なら私にもう1個いいアイディアがあるのだが。」

なんだろう?親切心で言ってくれている玉露の声がおれには怖いんだが。

「いや、簡単だよ。私と一緒に作ろうではないか。」

「う〜ん…」

「よし、決定だな。では次の日曜日にここでやろう。」

「はやっ!?」

というかこの家でやるのか!?

「おっいいな。私にも食わせろ!」

「ふむ。では楽しみにしているぞ。」

「もう行くのか?」

「ああ。じゃ!」

玉露はすぐに出ていってしまった。

なんというか、意外と押しが強かった。

「にしても、お菓子作りかぁ…。」