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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂・オリジナル小説 ( No.40 )
- 日時: 2012/03/11 11:40
- 名前: みーぽん (ID: ouuVQhrA)
第29話!
前回の続きでーす
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
それに…
「ねーねーママー、あのおねーちゃんたち、すごくいっぱいたべてるねー。ふとらないのかなー」
「しっ、そんなこと言ったら駄目でしょ」
「・・・」
(ああ… 今すぐ他人のふりしたい!)
小さな女の子が、無邪気な笑顔で美琴の精神をズタボロにした。
(今、『おねーちゃんたち』って言ったな!『たち』ってことは、私も含まれてんの?
最後の一言にもイラっと来たぁ!やめてお願い…)
脳内で叫びまくる。
「どうしたの?」
何も聞いていなかった信女が声をかける。
美琴が落ち込んでいる原因の9割は自分にあるという事を、全く感じていない。
「何でもないです。何でもないと信じたいです」
「…?」
信女が可愛らしく小首を傾げる。
「そういえば…先程から、やけに皆がこっちを見ているような気がするんだけど…」
「やっと気づきましたか!」
ガタン!美琴は机から立ち上がって突っ込んだ。
「まあいいか」
「よくないよ!」
スルーした。
目の前のドーナツを最優先にして、スルーした。
〈続く〉
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
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