二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 天使と悪魔の双子姫 ( No.10 )
日時: 2012/01/22 11:42
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: vCVXFNgF)
参照: 中間テスト終了!!なのに、来週実力って酷くね?!

第2話「機内で」


イナズマジェットに乗り、世界大会が開かれる「ライオコット島」へ向かっているイナズマジャパン。因みに、ラティアの席は円堂と風丸と同じ席。本当は鬼道や佐久間と一緒に座りたかったが、「もっとラティアと話したい!!」と円堂に言われ、一緒に座ることになった。

虎丸「うわ〜!!雲がずーっと下にありますよ!!すっごい!!すっご〜い!!」

木暮「もうはしゃいじゃって、可愛いね〜。」

虎丸「そっちだって夢中で見てたじゃないですか!!」

木暮「うわ〜!!船があんなにちっちゃ〜い!!」

虎丸「本当だ!!すっごいですね〜!!」

ラティア「貴方達、飛行機に乗ったことないの?」

虎丸「はい!!今日、初めて乗りました!!外国に行くのも初めてなんです!!」

虎丸は嬉しそうな笑顔でそういう。その笑顔を見たラティアは、クスリと笑みをこぼした。

立向井「綱海さん…?どうしたんですか?」

綱海「俺…、ひ、飛行機は駄目なんだ…。海に帰してくれ———!!!」

叫ぶ綱海を見て、立向井とマネージャー達は苦笑したあと、クスクスと笑った。ラティアも初めはキョトンとしていたが、皆につられてクスクス笑った。

ラティア「イナズマジャパンって凄く賑やかね。」

円堂「ああ!!最高のチームメイトだ!!勿論、ラティアもな!!」

円堂が満面の笑みでそういう。ラティアも満面の笑みで笑った。そのあと、円堂が思いだしたように小声でこういった。

円堂「あのさ…、染岡のこと、悪く思わないでくれないか?あいつ、本当は良い奴なんだ。」

ラティア「…大丈夫。認められないなら、認めさせればいいだけだもの。」

円堂「ラティア…。お前、スッゲーな!!尊敬する!!(キラキラ)」

風丸「円堂、危ないから座れって;」

風丸に注意され席に座った円堂。そのあと、3人はパンフレットを読み始めた。

円堂「ライオコット島かぁ…。」

風丸「どんな所かなぁ。」

目金「別名『サッカーアイランド』。FFI世界大会のために、南の島を丸ごと会場にしてしまったそうですよ。」

風丸「丸ごと会場って…。」

円堂「スッゲー!!…ん?なんか書いてある…。『この島は、クラリス家が所有しているものである。』…だって。」

風丸「へぇ…、クラリス家が所有しているのか…。」

全「「「えええぇぇっ?!?!」」」

円堂「ラティア!!お前、島まで持ってたのか?!」

ラティア「い、一応…。というか守、危ないから座った方がいいんじゃ…;」

目金「しかも、世界大会の資金は全てクラリス家が提供した、って書いてあります!!」

豪炎寺「凄いな…。クラリス家は、世界大会にまで影響しているのか…。」

ラティア「大したことじゃないわ。私はただ、お金を提供しただけ。」

目金「ですが、ライオコット島の建物は全て、ラティアさんが設計した、と書いてありますよ?」

ラティア「それは、私が自分からやったこと。私、絵を描くのが得意だから。」

円堂「凄いじゃないか!!クラリス家の協力がなきゃ、俺達、世界と戦えないんだぜ?」

風丸「確かにそうだな。」

ラティア「そ、そんなこと…。それに、私も世界の皆と戦いたかったし…。」

円堂「ラティア!!ありがとな!!」

ラティア「だから、危ないから座った方が…;」

風丸「ラティア、こうなった円堂は誰にも止められない。」

ラティア「それってヤバいんじゃ…;」

円堂「あっ!!あれじゃないか?ライオコット島!!」

ラティア「本当だわ。やっと…、皆に会える!!」

円堂「皆って?」

ラティア「私、世界大会に出場してるチームと全員知り合いなの。」

円堂「スッゲー!!なぁ、世界のサッカーでどんな感じなんだ?!」

ラティア「チームによって色々違うけど…、一言で言うなら、アジア予選とは比べものにならないくらい強い、ってことね。」

円堂「スッゲー!!」

風丸「円堂…、お前、今日、何回叫んでるんだ?;」

円堂「分かんないやw」

ラティア「…変わった人ね。」

ラティアは笑いながらそう呟いた。




***
クラリス家、マジでスゲぇ!!
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