二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 天使と悪魔の双子姫 ( No.7 )
- 日時: 2012/01/21 22:21
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: 中間テスト終了!!なのに、来週実力って酷くね?!
第1話「推薦プレーヤー」
?「タクシー!!」
少女は手を上げ、タクシーを停める。
?「空港までお願いします。」
運転手「分かりました。」
少女はタクシーに乗った。彼女の名は「ラティア・クラリス」世界一大きな会社「クラリス家」の現社長で「水の悪魔姫」の異名を持つ天才プレーヤー。
運転手「そのジャージ…、君、イナズマジャパンの選手だね?」
ラティア「…えっ?は、はい…。」
外を眺めていたラティアは、急に声をかけられたので少し驚いた。
運転手「でも、イナズマジャパンの選手に女子なんていたっけ…。」
ラティア「世界大会から参加することになったんです。」
運転手「なるほど…。じゃあ、相当凄いプレーヤーなんだね。」
ラティア「そうだと嬉しいです。…あっ!!あと30分で飛行機が出ちゃう!!」
運転手「本当かい?!じゃあ、制限速度ギリギリまでとばすよ!!」
ラティア「えぇっ?!」
〜空港〜
運転手「お代はいらないよ!!急いでるんだろ?」
ラティア「で、でも…。」
運転手「世界での活躍、楽しみにしてるからな!!」
ラティア「…はい!!乗せて下さって、ありがとうございました!!」
ラティアはお礼を言い、中に入った。
ラティア「響木さん!!」
響木「なんとか間に合ったな。」
ラティア「すみません…。両親のお墓参りしてたら遅くなっちゃって…。」
響木「君のご両親が亡くなっていることは知っていたが…、お墓は日本にあったのか。」
ラティア「はい。2人とも日本が…、特に、稲妻町が大好きだったんです。」
ラティアと響木が話していると、1人の男性が近付いてきた。
久遠「ラティア・クラリスだな。監督の久遠道也だ。」
ラティア「初めまして。ラティア・クラリスです。今日からお世話になります。」
響木「そろそろ出発の時間だ。その前に、選手達に自己紹介しないとな。」
ロビーでは、イナズマジャパンの選手達が集まって話をしていた。
久遠「全員集合!今から、新しい選手を紹介する。」
円堂「新しいって…、染岡と佐久間だけじゃないんですか?」
響木「そいつは推薦プレーヤーだ。」
円堂「推薦プレーヤー?」
目金「監督が推薦するプレーヤーのことです。推薦プレーヤーは、代表選考会に出なくても、チームの参加を認められるプレーヤーなんですよ。」
円堂「スッゲー!!そんな凄い奴と世界大会に参加できるのか!!」
風丸「円堂、静かにしないと話が進まないじゃないか;」
円堂「ご、ごめん…;」
響木「ラティア、出てこい。」
響木の合図で前に出たラティア。
ラティア「初めまして。ラティア・クラリスです。よろしくお願いします。」
綺麗なお辞儀をするラティア。が、本心は…
ラティア(会議で話すより緊張したわ…。)
こんな感じでした^^;
そして、イナズマジャパンはというと…
全「「「えええぇぇぇっ?!?!」」」
ほとんど驚愕してました。
豪炎寺「ラティア・クラリスって…、あの『水の悪魔姫』のラティア・クラリスか?!」
ラティア(またその異名…。私、好きじゃないのよね…。)
円堂「知ってるのか?」
目金「知らないんですか?!14歳にして世界一大きな会社『クラリス家』の現社長、世界でも超有名な天才プレーヤーですよ?!」
円堂「スッゲー!!俺、円堂守!!イナズマジャパンのキャプテンでポジションはGK!!よろしくな!!」
ラティア「よろしく。」
円堂「なぁ、ポジションはどこだ?」
ラティア「どこでもOKよ。」
円堂「GKでも?」
ラティア「えぇ。」
円堂「スッゲ———!!!(キラキラ)」
鬼道「円堂、少し落ち着け。」
円堂「鬼道!!」
鬼道「すまないな、ラティア。円堂は凄い奴を見かけると、いつもこうなんだ。」
ラティア「有人!次郎!久しぶりね。」
円堂「知り合いか?」
鬼道「ああ。因みに、帝国イレブンとは全員知り合いだぞ。」
円堂「じゃあ、ラティアも帝国学園に通ってたのか?」
ラティア「私じゃなくて双子の姉が通ってたの。その時、家に何度か遊びに来て…、それで友達になったの。」
佐久間「まさかラティアがイナズマジャパンに入るなんてな…。」
ラティア「私も響木さんから連絡を貰った時は驚いたわ。」
ヒロト「ラティア、久しぶり。」
ラティア「ヒロト!リュウジも!」
円堂「ヒロト達とも知り合いなのか?」
ヒロト「うん。よくお日様園に遊びに来てくれたんだ。」
緑川「ラティア、全然変わってないね。」
ラティア「リュウジもでしょ?…あっ、お日様園の皆は元気?」
ヒロト「ああ。元気だよ。」
秋「ラティアちゃん!!久しぶり!!」
ラティア「…秋?!秋じゃない!どうしてここに?」
秋「私、イナズマジャパンのマネージャーなの!!」
ラティア「本当?!じゃあ、また一緒にいられるわね!」
円堂「秋とも知り合いなのか?」
秋「アメリカ留学の時に知り合ったの。」
円堂「じゃあ、一之瀬や土門や心とも?」
ラティア「……あっ、一哉と飛鳥ね。名前で呼んでるから、一瞬分からなかったわ。」
?「ニャア。」
ラティアのショルダーバッグから白い猫が顔を出した。
秋「ビアン!久しぶりね。元気だった?」
ビアン「ニャア♪」
秋に頭を撫でられ、嬉しそうなビアン。
円堂「へぇ…。綺麗な猫だな…。」
円堂が近付くと、ビアンは顔を引っこめてしまった。
ラティア「ごめんなさい。この子、人見知りが激しくて…。」
円堂「そうだったのか…。なんか、悪いことしちゃったなぁ…。」
染岡「おい。」
ラティア「…なにか?」
染岡「お前、本当にサッカーできんのかよ?」
ラティア「…できるからいるんでしょう?そんなことも分からないの?バカじゃない?頭大丈夫?」
染岡「なんだと?!」
円堂「落ち着け!!染岡!!」
染岡「俺は認めねぇ!!女のお前が日本代表…、しかも推薦プレーヤーなんて!!」
ラティア「…そう。」
ラティアは軽くあしらい、彼等から少し離れた。
ラティア「…初めて言われた。女だから代表に認められない、なんて…。」
ビアン「ニャア…。」
ラティア「…大丈夫よ。認められないなら、認めさせればいいだけだもの。」
ラティアはビアンを撫で、イナズマジェットに乗った。
***
1話から無駄になげぇ…;;