二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: トリップ小説 〜リングとともに〜 REBORN!! ( No.27 )
- 日時: 2012/07/06 18:53
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
とにかく、走って人気が多い場所へやってくる。
疲れた…。とにかく、疲れた…。でも一体、あいつらなんだったんだろ。
「あ、あの、さっきの人は一体誰なんですか?」
最後に助けた女の子が最初に質問してくる。
一呼吸おいて、その質問に答えた。
「さぁ。知らないけど、危険そうだったから…。」
「なんだかよく分からないけど、助けてくれてありがとう」
最初に助けた、ショートヘアーの子が話しかけてくる。
「別に…。」
あの、ナンパ男に任せたら何するか分かんないし。
「じゃあ、ここで帰るから。」
「あ、待って!」
「何?」
速く、家に帰りたいのに…。でも、道分かんないんだよなぁ。
「名前、なんていうの? 私は、笹川京子。それで、こっちが花。」
「よろしく。」
「あ、三浦ハルって言います! さっきは、ありがとうございましたっ!」
なんか、たぶんこれから先合わないと思う人から自己紹介されても困るんだけど…。
「あ、えっと夜神星羅…」
「星羅ちゃんっていうんだ! よろしくね♪」
「あ、うん。じゃあ、これで」
「またね」
そのまま、ボクはそこを離れてゆく。
えっと、ふわふわ髪の子が、花っていったっけ? んでショートヘアーの子が京子?
と、最後に助けた子がハルかな。
とりあえず、わけもわからない方向を歩いてると、また人気がない所へ来てしまった。
しかもここら辺、整備がちゃんとに行きとどいてないのかなんなのか知らないけどさ。
すっげぇぼろいんだけど。
なんだろう。人気がない所に吸いつかれやすい性質なのかな。
嫌だなぁ、そんな性質。
どうせなら、猫みたいにちゃんとに自分の住んでる所に帰れる性質があればいいのに。
あぁあ。ここ、何処だろう。なんか廃墟っぽい所にきちゃったよ。
だから、ここらへん整備がちゃんとになってないの?
てか、どうしよう。本当の目的は、家に帰ることだけど、こうゆう廃墟みると中に入りたくなるんだよね。
鍵、かかってなかったら入ろうかな。だって、誰もいないし。
出入り口であろう門をみつけて、鍵がかかってるかどうかを確認してみる。
なぜか、何かが腐ってるような異臭がしたので触りたくなかったので触らなかったが。
しかし、開いていたので中へ入ることに。
「黒曜ヘルシーランド…?」
ここ、黒曜なんだ。てか何。ヘルシーランドって(笑)
ネーミングセンスうけるんだけど(笑)
まぁいいや。いこう。うん。
その黒曜ヘルシーランドとか言う奴の中に入っていくと見たことのある人影が2つ。
1人は、白髪のところからみると不良君かな。もう1人は、どこかで見たことあるんだ。
てか、なぜここに不良君が…。
あ、もしかすると、ボク。骸とか言う奴の敷地内に入っちゃったわけ?
なんだろう。なんか人気がない所に吸いつかれるっていうよりかは、危険な所に吸いつかれてる?
「お前っ! なんでここに。帰ったんじゃねぇのかよ」
「散歩してたらここまでたどり着いた。」
「………お前、方向音痴なのか?」
「……………さぁ?」
不良君に方向音痴って言われた。まぁ思い当たることは結構色々あるけど。
「それより、背負ってんの、誰?」
「並森中風紀委員長の雲雀恭弥」
どうもそこまで詳しく教えてくださってありがとうございます。
しかしですね、どうもその名前といい風紀委員長という立場、といい聞いたことあるんですよね。
そう、お友達がいっていた好きなキャラにそっくりなんですよ。
分かりますか?
だから、見たことあるのか。って。ん? なんでアニメのキャラがこんな所にいんの?
すっごく不思議なんだけど(笑)あれ? ここってどこですか?
あはは。もはや笑うしかねぇぞこれ。
もし、推測があってんなら、雲雀恭弥が普通の世界に来たんじゃなくて、ボクが、アニメの世界に入ったってことになるぞ?
ん? あれぇ? なんかおかしいなぁ。
どうしようか。ボク、頭おかしくなっちゃったかなぁ?
「何ブツブツいってんだ。とっとといくぞ」
声に出したつもりはなかったけど、出ちゃってたんだ。
「えぇ。ボクもいくのですか?」
「あったりめぇだろ。ここまできちまったんならいくしかねぇだろ」
「…そうですね。」
はぁ、仕方ない。不運に不運が重なってここまで来てしまったけどいくか。
すごくこの状況、非凡です。
こんな危険な非凡を望んだわけではないのですが…。
いぁ、正直死んでもいいやって思ってたけどいざってなると怖いよね。
痛いのは嫌だよ?
- Re: トリップ小説 〜リングとともに〜 REBORN!! ( No.28 )
- 日時: 2012/07/07 17:44
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
最近、こっちのネタが次々と思い浮かぶ有栖です。
他の小説は、ネタが思いつき次第更新していきます。
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不良君の後をついていくと、そこには、ツナとビアンキさんとリボーンがいた。
まぁそうだろうな。予想はしてたよ。
「せ、星羅ちゃん!?」
「うん、なんかね、不運に不運が重なってここに来た」
「クフフ。外野がぞろぞろと。犬と千種は、どうしたのですか」
見知らぬ声がしてその方向を見るとパイナップルヘアーの藍色の髪をした青年が立っている。
さっき、犬と千種って言った所をみるとたぶんこいつが骸なのかな。
しかもオッドアイっていう。……なんか嫌な雰囲気。
「星羅か。あの時は、大活躍だったな」
あの、リボーン君。あの時とはいつの事でしょうか。
「やはり、およがせといて正解だった」
勝手に話を進めないで。お願いだから。
「てか、ツナ。服変わった?」
朝、来てた服って「27」って書いてある服だったよね。
「あ、いや…そこは気にしないで」
「そう。」
雲雀が、不良君をポイ捨てして骸の方へ向かう。
ツナをおいて、2人の戦いが続く。
それを見ていて、やはりアニメの世界へ来てしまったんだって事を自覚させられる。
決着がついた、かと思うと骸は、どっからか銃を取りだして自分の頭に打つ。
髪型からそうだけど、この人頭おかしくないか。いろんな意味を含めて。
「また会いましょう Arrivederci(さようなら)」
また会いましょう、ね。
一度、死んだんだから、会うもないと思うけど。
ま、これ、アニメだし。どうせ、復活しますた☆的な感じの展開が待ってんだろ。
分かってんだよ。馬鹿め。
「もう、終わったのね。」
「び、ビアンキ! 大丈夫なの?」
「えぇ、なんとか。隼人、肩貸してくれない?」
「……仕方ねぇな。今日だけだかんな」
特に何も起きてないみたいだけど。
てか、何? 本当にこれで終わりですか?
「獄寺君! いっちゃ駄目だ!」
その時、ビアンキさんが、不良君に向かって三叉槍の上の刃の方を向ける。
「っな!!」
不良君は、危機一髪でよける。
「六道 骸…」
「クッフフ。また会いましたね。」
そうですね、てか会うの速いね。さっき死んだばっかじゃねぇの?
本体の方の頭に穴1つみつからないし、どうなってんだか。
あ、アニメだから別に不思議じゃないのか。
そして、またボクの不の連鎖が続く。
- Re: トリップ小説 〜リングとともに〜 REBORN!! ( No.29 )
- 日時: 2012/07/07 18:20
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
特別な銃の弾。憑依弾。
それを使い、4人の体に同時に取りつく。それから、技まで丸コピした攻撃。
次に、あいつのみせる幻覚。
今までよく全ての攻撃をよけられたなと自分をほめる。
そんなことしている暇などないんけど。
むしろ、ここでは厨二病になってもおかしくないと思うこの環境。
だって、今までの攻撃を全て自力でよけられたんだぜ?
ボクって最強ぢゃね?
とかまぁ、心の中で厨二病発言してもこの状況が変わるわけがない。
分かった事が1つ。
たぶん、あいつの能力。幻術を使っている時は、とりついてる奴の技をコピーできない。
何があっても、1つしか能力が使えない、という事。
この素晴らしい観察力。よくこの状況下で気付けたものだ。
「思い出しましたよ。バーズとの戦いのとき、ガールフレンドの為に自分に剣をつきたてようとしたんですよね」
へぇそうなんだ。やるね、ツナ君。
「それでいきましょう。君は、その甘さ故、僕にのっとられる。」
「え」
「いいですか。君の仲間をこれ以上傷つけられたくなければ、逃げずにおとなしく契約して下さい」
「そ、そんな」
「やはり、迷うのですね。ボンゴレ10代目」
仲間を売るか、自分を売るか。ねぇ?
自分を売っても所詮仲間を殺すんだろ?
だったら仲間を売った方がいいと思うぞ、ボクは。
「うわっ何コレ」
急に、首にかけてたネックレスチェーンにつけてる指輪が怪しく光りだす。
「おや? その光は」
「え、一体何が起きてんのぉ!?」
「ボクが知るか。」
「ふ、やっと始まったか」
リボーンが、少し口角をあげる。
何か知っているようだけど全然訳分かんねぇよ。
「そうか、君が“あの”後継者、でしたか。やっと君の正体が分かりました。先に君を始末しよう」
“あの”って何だよ。てか、なんで?
ボク、他の世界からきた余所者だよ?
「星羅ちゃん!」
「は?」
- Re: トリップ小説 〜リングとともに〜 REBORN!! ( No.30 )
- 日時: 2012/07/18 22:47
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
「———っ」
勢いで目をつぶる。
またいつもの癖が出てしまった。何か叩かれると思うとすぐに目をつぶってしまう。
あぁ、この癖、なおさないとなぁ。
『星羅今日も来ないのかなぁ。』
『今日でまだ2日目だよ。風邪だっていってたしまだ治んないんだよ。きっと』
これ、ボクの友達の声。
どうして、今こんな。あぁ。そっか、ボク死んだんだ。
だからこんなものみてんだよね、きっと。
「ちげぇぞ。お前が何を見てんのかしらねぇが、まだ他界してねぇぞ」
さすが、アニメの世界だね。
赤ん坊って普通“他界”って言葉知らないよ。
でも、この世界ではそれが普通なのかな。
「……ここ何処」
気がつくと周りに白く深いもやがかかっていてどこなんだか特定が出来ない場所にいる。
さっきまでいた部屋なのかすらも分からない。
『あれ? ここってまさか。』
「君は誰」
『ん? あ、ヤガミン! こんな所にいたんだぁ。探したよ! 先にどっかいっちゃうんだから』
「…その名前で呼ぶのはお前しかいないよな。舞李(マリ)」
肩までの黒髪にちっちゃい背。そして微妙に天然が入っているこの口調。舞李決定。
そして、さっきリボーンの声がしたような気がするんだが、どこにいるんだ。
「それより、なんでここに舞李が?」
『なんでって。ここ、舞李の夢の中だし。』
うん。そうか。ここは、他人の夢の中…
「って、そんな話があるかよ。なんでボクは夢の中にいるんだよ。おかしいだろ」
『久しぶりに感じるヤガミンの突っ込み。でも本当だよ! だってひっぱっても痛く…』
ボクは、思い切りそいつの頭を叩く。
『痛い!』
「はい。夢じゃない決定〜よかったなぁ。舞李。」
『………え。でも、ほら! いつも夢に出てくる魔法のステッキも持ってるし。』
「…あのスマブラに出てくるさきっぽが☆の形をした奴(スターロッド)だろ」
『形は、そうだけどちゃんとに魔法使えるし。見てろよ』
そう言うと舞李がどっからか取り出したステッキを上下に振る。
したら、周りにあったもやが消えさっきの部屋に戻って来る。
そこでは、額に火を灯した少し雰囲気が変わったツナと変なオーラを出してる骸の姿。
リボーンの近くには、ビアンキさんと不良君が横たわっている。
一番不思議な事が、ボクの友達がすぐ横で口ポカーンしてる所だ。
てか、なんでお前だけ魔法使えんだよ!
「クッフフ。戻ってきましたか。では早速」
「危ない」
ちょ、ツナの声のトーン少し低くなってませんか?
「うわぁ! ヤガミン! 本物だよ! 本物!」
「あぁ、そうだっね!!」
顔めがけてボクに突き刺そうとした槍をしゃがんで回避してそこから非難。
舞李がいては、指輪が光りだす前の回避技は出来ない。
ここは、少し強くなったかなって感じの雰囲気がまったく変わったツナに任せよう。
「逃がしませんよ」
骸がこっちを追いかけてくる。舞李がステッキを振る。
したら、パイナップルがたくさん出てきて骸の足止めをする。
パイナップル………。
今、思えば骸の頭ってパイナップル…。
「なっなんですか。この大量のパイナップルは!?」
「骸の分身」
「ちょ、なんでこうゆう時に落ちついてそんなことが出来る。」
「え? だって夢の中でs「さっき痛いって感じたよね? ん?」はい」
「これはこれは。困った子だ。こんなパイナップルが僕の分身など。笑わせてくれる」
あぁああ。怒らせちゃったよぉおお
どうすんだよ。馬鹿ぁ!!
とか、走っているとその先に窓を発見したので後先考えずに飛び降りる。
「舞李! ほら、夢だと思ってんなら空飛ぶほうき、あるでしょ。それ出して!」
「あぃさぁ!」
したらすぐにほうきがどこからともなくと。
一体それはどこから出てきてんだ。
そのほうきのおかげで急落下を防ぐ。
とりあえず、あの部屋に戻ってもお邪魔なだけなので地面に着地。
「ね、ねぇ! あれってパイナップルだよね! そうだよね! それじゃ、あの赤ん坊はリボーン? あ、じゃああの死ぬ気の炎だしてんのはハイパー死ぬ気モードのツナだ!!しかも初めての」
「あぁ、ごめん。分かんないから」
そういえば、こいつが雲雀好きだったな。
「あ。そしたらあの部屋に雲雀さんが倒れてるじゃん! 戻ろう!」
あ、おいコラ。
勝手に1人でいくなよ。
急に、ほうきにもう一度またがり戻ってゆく舞李のほうきをつかむ。
なんとか間に合った。
「あれ? 別についてこなくてもいいんだよ?」
「嫌味だろ。それ。」
「っふ。よく分かったな」
「それくらい分かるわ」
そして、数秒でさっきの部屋へ到着。
もうすでに2人の決着はついていた。