二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.156 )
- 日時: 2012/05/20 20:43
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: あっ!!今週で中学卒業だ!!すっかり忘れてたw((エ
第34話「禁断の必殺技『アクアジェット』発動!!」
後半が始まった。一之瀬にパスが回り、ボールを高く蹴りあげた。そのボールに合わせてマークとディランがジャンプし、ユニコーンブーストを打つ。イジゲン・ザ・ハンドが破られ、2‐2の同点になった。
ラティア「…コールドフレアのお返しかしら?」
マーク「そんなところだな。」
ディラン「ラティアが考えた技、使わせてもらったよ!」
ラティア「…私は考えただけよ。習得したのは貴方達じゃない。だから、それは貴方達の技よ。」
ジャパンボールで試合再開。虎丸からヒロトへのパスを一之瀬がカット。ユニコーンブーストの態勢に入り、一之瀬がボールを高く蹴りあげた。
ラティア「今度は打たせない!!アクアジェット!!」
ラティアの体が水で囲まれ、物凄いスピードで発射された。そして、ユニコーンブーストを封じた。
円堂「ラティア!!ありがとう!!助かったぜ!!」
円堂が駆け寄ると、ラティアはその場にしゃがみこんだ。
円堂「ラティア!!大丈夫か?!」
ラティア「私に…、この技を使わせるなんて…、ユニコーンも随分生意気になったものね…、」
ディラン「まさか『アクアジェット』を使うなんてね。」
円堂「それって、さっき使った技か?」
マーク「ああ。アクアジェットは並外れたスピードだが、それを操る並外れたコントロールと集中力が必要な技だ。」
ディラン「でも、失敗するとラティアの体は破壊されてしまう。普通に使うだけでもかなり体力が消耗されるから、ラティアも余程のことがない限り絶対に使わない『禁断の技』なんだ。」
ラティア「…その余程のことを、貴方達がやろうとしたんじゃない。」
ラティアはフラフラになりながらも立ちあがった。
ユニコーンのスローイング。それをラティアがカット。ユニコーンのDF陣を抜いた。
フィディオ「アクアジェットを使ったのに、まだあんなプレーができるなんて…!!」
ティアラ「…いつ倒れてもおかしくない状態だけどね。」
ラティアから染岡にパス。染岡がドラゴンスレイヤーを打つが、フラッシュアッパーに止められてしまった。だが、イナズマジャパンはコーナーキックのチャンスだ。
鬼道「…できれば、コーナーキックが得意なラティアに蹴ってほしかったが…、それは無理そうだな。」
ラティア「…ごめんなさい。とても打てそうにないわ。」
久遠「綱海、お前が蹴るんだ。」
全「「「ええぇっ?!?!」」」
ラティア「…彼、コーナーキックの経験は?」
鬼道「一度もない。」
ラティア「…監督には何か考えがあるはずよ。…それに賭けてみましょう。」
ラティアがそういうと、全員は頷く。そして、綱海の新必殺技「ザ・チューブ」が決まり、3‐2で逆転した。
春奈「ラティアさん…、交代させた方が良くないですか…?」
ここ「彼等に勝つには、ラティアの力が絶対に必要なの。…監督もそれを分かってるから、ラティアを交代させないんだと思う。」
ユニコーンボールで試合再開。一之瀬が風丸とラティアを抜く。そして、あっという間にユニコーンの前線の選手がペナルティエリアを囲んだ。
ラティア「まずい…!!『あれ』をやるつもりだわ…!!」
ユニコーンの必殺タクティクス「ローリングサンダー」によりDFが崩され、ゴール前はがら空きになった。グランフェンリルが決まり、3‐3の同点になった。その後も、ローリングサンダーが猛威を振るう。
ラティア(あの必殺タクティクスを攻略する方法…、何かないの…?!)
ラティアは必死に思考を巡らせる。
ラティア(あれは私が考えた必殺タクティクス…、私に攻略できないはずがない…。)
その時、綱海が転倒しながらボールをクリアした。壁山と綱海はかなり疲れているようだ。
ラティア(!!分かったわ!!ローリングサンダーとグランフェンリルの攻略法が!!)
ラティアは監督に合図を出す。監督は頷き、疲れの見え始めた壁山と綱海に代え、木暮と土方を投入した。
ラティア「分かったわ。ローリングサンダーとグランフェンリルの攻略法が。」
円堂「本当か?!」
ラティア「えぇ。…そろそろ本当の地獄の海の恐ろしさを味わうがいいわ、ユニコーン。」
***
姫佳「恐らく、次回でアメリカ戦は決着がつくでしょう!!」
ティアラ「でも、姫佳の予告は大体当たらないから期待しないでね〜^^」
姫佳「満面の笑みで言われても…;;」
フィディオ「なんでラティアに禁断の技使わせたの?」
姫佳「使わせたかったんだもん!!」←