二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.159 )
- 日時: 2012/05/20 20:49
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
- 参照: あっ!!今週で中学卒業だ!!すっかり忘れてたw((エ
第35話「ユニコーン戦決着!!」
ユニコーンのスローイングから一之瀬にボールが渡り、再びローリングサンダーの態勢になった。その時、木暮と土方が走りだし、両サイドはがら空きになった。グランフェンリルが発動されたが、土方が木暮を投げ飛ばし、木暮が空中でグランフェンリルを防いだ。ユニコーンはローリングサンダーで先にDFを崩す作戦のようだ。マークがボールを蹴る。
ラティア「(左ね!)士郎!」
吹雪がカットし、鬼道にボールをパスしようとしたが、相手にカットされてしまった。一之瀬にパスが回る。
ラティア「飛鷹!」
土方がクリアしたボールを飛鷹がカットし、円堂に戻した。
ラティア「私の前でローリングサンダーまで使うなんて…、本当に生意気になったわね。」
円堂「どういうことだ?」
ラティア「ローリングサンダーは、私が考えた必殺タクティクスなの。」
ジャパン全「「「ええぇっ?!?!」」」
ラティア「そ、そんなに驚かなくても…;」
円堂「そうか!だからラティアには、攻略法が分かったのか!」
ラティア「そういうことよ。…まぁ、明王も分かってたみたいだけど。」
円堂「それで、どうやって攻略したんだ?」
ラティア「簡単よ。これは跳ね返りを計算して蹴る必殺タクティクス、跳ね返る位置に先回りすれば良いのよ。」
鬼道「そうか…。蹴り方で跳ね返る位置を…、」
ラティア「フフッ、流石有人ね。そして…、この必殺タクティクスには弱点があるわ!!」
一哉「弱点…?!」
ラティア「…やっぱり気付いてなかったのね。このタクティクスは…、カウンターに弱い!!」
ラティアがそう叫んだ瞬間、円堂が豪炎寺にパス。グランドファイアが決まり、4‐3で逆転した。
マーク「…ようやく分かったよ。ローリングサンダーの時に、何故ラティアとティアラが入らなかったのか…、」
ラティア「ユニコーンはカウンターに対応できる選手が少ないからね。カウンターを受けた時の為に、私とティアラは入らなかったのよ。」
後半も残り僅か。鬼道が攻めあがるが、真キラースライドでボールを奪われてしまった。ヒロトと染岡がジ・イカロスで抜かれ、一之瀬にパスが回った。
ラティア「ペガサスショットを打つ気?!」
ここ「この時間帯でゴールを奪われたら、引き分けで終わってしまう…!!」
秋「この試合が引き分けで終わってしまったら…、」
目金「自力での決勝トーナメント進出は無理になってしまいますね…。」
ラティア「引き分けは負けと同じ…。負けるなんて、絶対に嫌!!」
その時、ラティアの体を水が囲み始めた。
マーク「まさか…、アクアジェットを使う気か?!」
豪炎寺「もう一度使うとどうなるんだ?!」
マーク「…最悪の場合…、二度とサッカーができなくなる。」
全「「「!!!」」」
鬼道「ラティア!!よせ!!」
ラティア「嫌よ!!私は絶対に勝たなきゃならないの!!勝たなきゃ…、FFIで優勝しなきゃ、私がここに来た意味がない!!」
円堂「ラティア…、」
ラティア「私はお父様に沢山サッカーを教えてもらった!!でも…、私は何一つ恩返しができなかった!!だから、お父様が果たせなかった夢『世界一』を私が叶える!!それが…、私ができるお父様への恩返しだから!!」
ラティアはそう叫ぶと、アクアジェットを発動させた。
一哉「ラティア!!」
ラティア「これ以上、点は入れさせないわ!!」
一哉「勝負だ!!ペガサスショット!!」
一之瀬は渾身のペガサスショットを打った。
ラティア「(お願い…!!耐えて!!)エアロブラスト!!」
ラティアはペガサスショットを、エアロブラストで打ち返そうとした。
円堂「エアロブラストは、お前の体に負担がかかるんじゃ…!!」
ラティア「勝つ為なら、私の体くらい犠牲にしてみせる!!私は絶対に勝たなきゃならないの!!」
そして、ペガサスショットを打ち返した。物凄い威力だった為、スタジアムの半分が崩壊した。その時、ホイッスルが鳴り響いた。5‐3でイナズマジャパンが逆転した。皆は喜びあっている。
ここ「一哉!」
一哉「ここ…、」
ここ「今日の試合、本当に凄かった!!…実は、ユニコーンが負けてちょっと悔しかったりしてw」
一哉「イナズマジャパンのマネージャーがそういうこと言っちゃ駄目だってw」
ここ「そうだよねwww…私、一哉がフィールドに戻ってくるまでずっと待ってるから!!ね?ラティア?…ラティア?」
ここが呼びかけるが、ラティアは返事をしない。全員も不思議に思い、ラティアの方を向く。次の瞬間…、ドサッという音とともにラティアが倒れた。
***
姫佳「アメリカ戦、終わった〜!!」
フィディオ「姫佳、殺してもいいかな?(黒)」
姫佳「なんでいきなりそんなこと言うの?!」
ここ「姫佳がラティアに禁断の技なんて使わせるからじゃない!!しかも2回!!」
姫佳「ラティアが主役なんだからいいじゃん!!」
全「「「理由になってない!!!」」」
姫佳「つーか、なんか決勝戦みたいになってない?w」
全「「「確かに…。」」」
姫佳「あっ、ここと両親はちゃんと和解させますのでご心配なくw」