二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.243 )
日時: 2012/05/21 16:55
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: L9PtbysF)
参照: 今月から一応(?)高校生!

第49話「心友とライバル(?)登場」


〜グラウンド〜

ラティア「皆!!ただいま!!」
円堂「ラティア!!って…、」
全「「「えええぇぇぇっ?!?!」」」

全員は驚愕した。何故なら、ラティアの髪が短くなってるからだ。そんな皆をよそに、ラティアは階段を下りる。

ここ「ラティア…、その髪…、」
ラティア「(フィディオと同じこと言ってる…。)切ったの。その方が、プレーの時邪魔にならないでしょう?」

ラティアはストレッチを始める。ビアンはラティアがストレッチを始める前に、ここの肩に乗っていた。

円堂「ラティア!ちょっと見てもらいたい物があるんだけど…、」
ラティア「何?」
円堂「これ!!祖父ちゃんのノートなんだ!!」

円堂はラティアにノート渡し、ラティアはノートを捲った。

ラティア「…読めないんだけど;」
円堂「…流石のラティアでも無理か^^;」

円堂はラティアにノートのことを話した。

ラティア「心をみにつける…、」
円堂「ラティアはどう思う?」
ラティア「難しい課題ね…。でも、難しいほどやりがいがあるってものよ。」
円堂「そうだよな!!よぉし!!ラティア!!練習しようぜ!!」
ラティア「えぇ!!」

ラティアは円堂とシュート練習を始めた。

?・?「「バタフライドリーム!!」」

2人の少女の声とともに、どこからかボールが飛んできた。
ラティア「えっ?!」
円堂「塔子!!リ…、イタッ!!」

円堂の顔面にボールが当たり、円堂はそのまま後ろに倒れる。

ラティア「守?!大丈夫?!;」

気絶した円堂をベンチに寝かせ、冬花が濡れタオルを顔に当てる。

吹雪「2人とも久しぶりだね!」
綱海「来るんなら連絡よこせよな!!」
リカ「それじゃあサプライズにならへんやろ。」

ここ「盛り上がってるけど…、私達は会話に入れないわね。」
ラティア「流石に日本のことは分からないからね。」

ラティアとここは少し離れた所で話していた。

塔子「リカがさ、とにかく皆を吃驚させてようって言ってさ!!」
リカ「そや!イナズマジャパン熱血サポーター代表『浦部リカ』!!」
塔子「同じく『財前塔子』!!」
ラティア「えっ…?!財前塔子って…!!」

ラティアとここは皆が集まっている方に駆け寄る。

リカ「ついにサッカーアイランド上陸や〜!!」
塔子「決勝トーナメント進出おめでとう!!」
リカ「うち等、あんた等が優勝できるように発破かけに来たんやで〜!!」
ラティア「塔子?…やっぱり塔子よね?!」
塔子「えっ?…ラティア?!ラティアじゃん!!」

ラティアは塔子に抱きつく。

ラティア「久しぶり!!名前言うまで分からなかったわ!!」
塔子「あたしも!!だってラティア、髪切ってるんだもん!!こことビアンも元気そうだね!!」
ここ「塔子も相変わらずね!!」
ビアン「ニャア〜♪」
春奈「知り合いなんですか?」
ラティア「知り合いもなにも心友よ!!女の子で、一番最初にできたサッカー友達よね!!」
塔子「だよね!!あっ、ティアラも元気?」
ラティア「元気過ぎて煩いくらいだわ。」
塔子「アハハ^^;でも、ティアラは元気過ぎるくらいじゃないとね!!」

その時、ここは秋とリカが内緒話をしていることに気付いた。

ここ「何話してるの?」
秋「うわっ?!こ、ここちゃん?!」
ここ「えっ?!そ、そんなに驚いた?!」
秋「う、うん…^^;」
リカ「で、さっきの話やけど…、夢がどーのこーのって、これって遠回しに日本には帰らんってことやろ?」
秋「はぁ…;」
リカ「でも、ダーリンとの出会いはうちをもっと良い女に輝かせるんや〜!!」
ここ「…ダーリンって誰?」

ここは秋にこそっと話しかけた。

秋「えっと…;」
ここ「…言えないの?」
秋「…う、うん…;」
ここ「そう言われると、気になるんだよなぁ…。」

ここがそう呟くと、秋は降参したように溜息を吐いた。

秋「…一之瀬君よ。」
ここ「一之瀬って…、一哉のこと?!」
リカ「ちょっと!!そこの女!!なんでうちのダーリンを呼び捨てにしてんねん!!」
ここ「そっちだって、なんで一哉のことダーリンって呼んでるのよ!!一哉は私の彼氏なのに!!」
リカ「な、何やて?!嘘やろ?!」
ここ「本当よ!!中1の時に一哉から告白されたもん!!デートだってキスだって何回もしたもん!!」
リカ「でも、ダーリンはうちと婚約の約束したで!!」
ここ「こ、婚約…?!か、一哉が私を裏切るわけないもん!!どうせ貴女が勝手に言いだしたんでしょ?!」

ここさん、意外と鋭いですw

ラティア「ここ、さっきから大声出してどうしたの?」
ここ「ラティア!!あの子がね、一哉の婚約者だって言うの!!」
ラティア「こ、婚約者ぁ?!」
ここ「でも、一哉が私を裏切るはずないよね?!」
ラティア「え、えぇ…;(恋愛のことって全然分からないから、どう答えればいいのか分からないわ…;)」
ここ「ほら!!一哉のことは諦めなさいよ!!」
リカ「何やて〜?!うちより小さいくせに生意気やな!!」
ここ「身長は関係ないでしょ?!」

こことリカはお互いに睨み合っている。その時、ラティアがリカの腕を見て目を見開いた。

ラティア「ねぇ!!貴女、どうしてそれを?!」
リカ「これか?タダでもろたんや♪塔子も持ってんねんで!」
塔子「だから、あたしは趣味じゃないってこういうの。」

塔子は紫の腕輪を鞄から出す。それを見て、ラティアは益々目を見開いた。

ラティア「どうして…、どうして貴方達がクラリス家の家宝を持ってるの?!」
全「「「えええぇぇっ?!?!」」」




***
姫佳「ここ…、大変だね^^;」
ここ「まったく!!何なのよあの子!!ラティアだってそう思うでしょ?!」
ラティア「え、えぇ…;(だから恋愛分からないんだって!!)」
姫佳「…この話、色んな意味でラティアが一番哀れかも;;」
ここ「というか、なんであの女がクラリス家の家宝持ってるの?!」
姫佳「それは次回ね!!コメント待ってます!!(ここ、恐いぃ〜;;)」