二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 更新再開!! ( No.436 )
日時: 2012/06/03 15:36
名前: 姫佳 (ID: Fjgqd/RD)
参照: お兄ちゃんのチーム(白組)運動会でボロ負けでした←

第69話「新たな証拠」


ラティア達は船(クラリス家所有)に乗っていた。今は、船の中に設置されているTVでジャパンとブラジルの試合を見ている。

ラティア「おかしいわ…。」
フィディオ「えっ?」
ラティア「ザ・キングダムの強さは、華麗な個人プレーからの連携によるものなのに…、今日に限ってはロニージョの独壇場だわ…。」
ティアラ「…ねぇ、ロニージョの瞳…、何かおかしくない?」
全「「「えっ?」」」
ティアラ「何かに操られてるっていうか…、」

その時、ラティアは携帯を取り出した。

ラティア「もしもし?ここ?」
ここ<ラティア!!ロニージョの様子がおかしいの!!>
ラティア「知ってるわ。ここ、貴女に頼みがあるの。」
ここ<な、何?>
ラティア「ロニージョのデータを取っておいてくれない?」
ここ<う、うん…。分かった…。>

その後、本当に着いたラティア達はリムジンで別荘に向かった。


〜別荘 情報室〜

ラティア「嘘っ…?!」
ティアラ「どうしたの?!」
ラティア「データが…、全部消えてる…!!」
全「「「!!!」」」

その時、部屋にホイッスルの音が鳴り響いた。ザ・キングダムが先取点を奪ったのだ。

ラティア「まさか、データが消されてるなんて…!!」
ティアラ「今からデータを探せないかな?!」
マーク「時間的に難しいだろうな…。」
ディラン「後半が始まるまでに戻らなきゃいけないからね…。」

部屋全体が不安と喪失感に包まれた。

ラティア(何か…、何か手掛かりはないの…?!)

その時、ラティアはティナの言葉を思い出した。

ラティア「ティアラ!!今すぐ伝承の箱の鍵を取ってきて!!」
ティアラ「えっ?こんな時に何言っtラティア「いいから早く!!」

ティアラは伝承の箱の鍵を、ラティアはもう1つの鍵と伝承の箱を取りに向かった。

ティアラ「ラティア!!取ってきたよ!!」
ラティア「ありがとう!!」

ラティアは伝承の箱を開ける。中には伝承の鍵が2つ。

ティアラ「…あれ?」
マーク「どうした?」
ティアラ「ここ…、微妙に膨らんでる…。」

ティアラが指す方向には、僅かな膨らみがあった。ラティアは布を捲り、中から膨らみの正体を取り出した。

ラティア「これは…、メモリ?」
フィディオ「ラティア!!もしかしたら…!!」

ラティアはメモリをPCに繋いだ。画面には、昨夜ラティア達が盗んだデータと同じものが映しだされた。

ラティア「証拠も十分揃ってる…。これでガルシルドを逮捕できるわ!!」
ティアラ「やったね!!ラティア!!」

その時、もう1つデータがあることに気付いたラティア。クリックしてみると、何かのグラフだった。

マーク「RHプログラム…?ラティア、何か分かるか?」
ラティア「知らないわ…。でも、前にこれと似たような物を見たことがあるような…。」
フィディオ「俺も見たことがある…。…何だっけ?」
ラティア「私とフィディオだけが見たことあるデータ…。…もしかして!!」

ラティアは隣のデータ管理室から1つのメモリを持っていた。それをPCに繋ぐ。2つのグラフを比較してみると、似たようなデータが沢山見つかった。

ラティア「これで分かったわ…。チームKは、RHプログラムを受けていたのね!!」
フィディオ「じゃあ、ミスターKは…!!」
ラティア「えぇ。ガルシルドに操られていた…!!」
ティアラ「もう1人のパパまで苦しめてたなんて…!!ガルシルドの奴、絶対に許さない!!」
ラティア「とにかく、証拠は揃ったわ!!早くスタジアムに向かいましょう!!」
フローラ「ラティアお嬢様!!大変です!!」

その時、フローラが慌てた様子で部屋に入ってきた。

ラティア「どうしたの?!」
フローラ「リムジンのタイヤが、何者かによって破壊されていたんです!!」
全「「「!!!」」」
ラティア「先手を打たれたわ…!!」

ラティアは悔しそうに机を叩いた。

ティアラ「でも、破壊されてたのはタイヤだけなんでしょ?じゃあ、十分間に合うって!!ロビンさん、修理得意だし!!」
ラティア「そうね!!」

直後、リムジンが直ったと連絡が入り、ラティア達は急いで港に向かった。


港に着き、ラティア達は船に乗り込んだ。ところが、いつまで経っても出航する様子がない。

ラティア「ロビンさん!!何かあったんですか?!」
ロビン「ラティアお嬢様…。今回の相手は、かなり強敵ですよ…。」
ラティア「えっ…?!」
ロビン「ガルシルドの手下と思われる者達が、エンジンを破壊していたのです。」

その言葉に、全員が目を見開いた。

前半終了まで残り僅か…。タイムリミットが迫る中、ラティアは窮地に立たされた。




***
姫佳「データを手に入れたのに…、またまた問題発生です!!」
ティアラ「なんでこんなにアクシデントが発生するわけ?!」
姫佳「そっちの方が面白いかr((フルボッコby双子姫」
ラティア「本当にどうすればいいのかしら…。船がないと、スタジアムに向かえないわ…。」
姫佳「さて、どうなるでしょうか?!では、コメント待ってまーs((フルボッコV2byティアラ」
ティアラ「呑気にそんなこと言ってる場合か!!」