二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 海の悪魔姫と太陽の天使姫 ( No.9 )
- 日時: 2012/03/14 13:43
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: 今週は全部短縮授業なり!!
第2話「答え」
〜ラティアsaid〜
私は今、とても混乱している。イナズマジャパンの監督補佐、響木さんからいきなり電話がかかってきたかと思えば、突然「イナズマジャパンの推薦プレーヤーに任命する!!」なんて言われたから。
ラティア「えっと…、どうして私を推薦プレーヤーに?」
響木<お前のサッカーセンスが素晴らしいと思ったからだ。>
そんなこと言われても…。私、1年間くらいサッカー全然やってないし…。それに、クラリス家の仕事があるからFFIには参加できないのよね…。
ラティア「…有難いお話ですが、私にはクラリス家の仕事がありますので。」
響木<そうか…。まぁ、気が向いたら連絡してくれ。>
ラティア「はっ?」
響木さんはそれだけ言うと電話を切ってしまった。
ラティア「意味分かんない…。」
私がそう呟いた時、ノック音が響いた。
ラティア「どうぞ。」
?「失礼します。そろそろ夕食のお時間ですよ。」
入ってきたのはクラリス家の専属執事「ロビン・ケール」さん。ロビンさんは、私のお祖父様の代からクラリス家で執事をやっている超ベテランさん。
ラティア「分かりました、ありがとうございます。」
ロビン「誰からのお電話だったんですか?」
ラティア「イナズマジャパンの監督補佐、響木正剛さんです。」
ロビン「響木ですか…。」
ラティア「お知り合いなんですか?」
ロビン「同級生なんですよ。私、雷門中のOBなんです。」
ラティア「へぇ…。ロビンさん、日本の中学を卒業したんですね。」
ロビン「小学校から大学までは日本に住んでましたからね。」
ラティア「それで日本語がお上手なんですね。」
ロビン「それで…、どんな用件だったんですか?」
私はさっきのことを話した。
ロビン「イナズマジャパンの推薦プレーヤー…、ですか。」
ラティア「はい…。でも、私には仕事がありますから…、断りました。」
ロビン「…ラティアお嬢様は本当にそれでよろしいのですか?」
ラティア「えっ?」
ロビン「ラティアお嬢様は、まだ14歳…。好きなことを思う存分やってもよろしいんですよ?」
ラティア「…でも…、」
ロビン「仕事でしたら、私とフローラでなんとかします。ですから、世界の舞台で思いっきり戦って下さい。」
ラティア「ロビンさん…、」
ロビン「それに…、世界一は『あの方』の唯一叶えられなかった夢ですからね。」
ラティア「!!!」
ロビンさんがそういった瞬間、私は写真立てを見た。
?『お前達が世界一になったら…、俺に優勝トロフィーを見せてくれないか…?そして…、世界の頂点から見た景色を教えてくれ…。』
あの時の言葉が私の脳内に響く。
ラティア「お父様が叶えられなかった夢…、私が叶えなきゃ…。世界一になって、優勝トロフィーをお父様に見せなきゃ…。」
私はサファイアのペンダントを握ったあと、はっきりとした口調でこう言った。
ラティア「ロビンさん!!私、世界一になります!!お父様が叶えられなかった夢、絶対に叶えてみせます!!」
ロビン「分かりました。では、響木に連絡しましょう。」
ロビンさんはそういって携帯の電話帳から響木さんの電話番号を探したあと、私に携帯を渡してくれた。
ラティア「…もしもし?響木さんですか?」
響木<その声…、ラティアか。>
ラティア「はい。あの…、私、推薦プレーヤーになります!!」
響木<分かった。では、明日の午後8時までにライオコット島のジャパンエリアにある宿舎に来てくれ。ユニフォームとジャージはその時に渡す。>
ラティア「はい。あと…、マネージャーを紹介したいんですけど…。」
響木<マネージャー?>
ラティア「はい。凄く優秀なマネージャーで、長宮心愛といいます。」
響木<分かった。長宮君にはイナズマジャパンのマネージャーとして参加してもらう。>
ラティア「ありがとうございます!!」
私はお礼をいい、携帯を切った。その後、フローラとここにもそのことを話した。2人は喜んでOKしてくれた。
ここ「マネージャーかぁ…。やるの久しぶりだなぁ。」
ラティア「楽しみ?」
ここ「うん!…あっ、推薦プレーヤーになったこと、皆に知らせた?」
ラティア「まだだけど…、」
ここ「じゃあ、開会式の時に驚かせちゃおうよ!!皆、きっと驚くわよ〜www」
ラティア「そ、そうね…;」
***
姫佳「うわっ…。今回、マジで酷いな…。」
ラティア「貴女はいつでも酷いじゃない。」
姫佳「そうなんだけど…、今回は特にグダグダなんだよね…。」
ここ「確かに、これは酷いわね…。」
姫佳「でしょ?!あっ、次回はもうライオコット島に着いちゃってますw」
ラティア「いよいよイナズマジャパンの皆とご対面か…。」
姫佳「あっ、珍しく緊張してるw」
ここ「イナズマジャパンには知り合いがほとんどいないからね。」
姫佳「まぁ、頑張って!!では、コメント待ってます☆」