二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第一節 開発途中の魔術師達 ( No.11 )
日時: 2012/02/16 18:26
名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)


真希は59階から少女を抱え飛び降りる。
だが、彼女には策がなかった訳では無い。


真「(此処で窒素装甲ッ!)」


真希は窒素装甲を使いながら、少女を抱えている手とは別の手と両足で地面に着地した。
窒素装甲特有の防御力を使った彼女の足には僅かな痛みすら無い。

周囲の人間はザワザワしているが、彼女には関係の無い事だった。


真「(あの豚ロリコンも来ねェしな。さっさと出て行くか)」


真希は抱えている気を失った少女を見た。

目を閉じていて瞳の色は解らないが、ふわふわの金髪を銀色のヘアゴムでツインテールにしていて、肌は光を弾くように白かった。
服装は白い長袖Tシャツの上に水色の半袖パーカー、デニム地のミニスカートで水色のラインの入った白いハイソックス、空色のスニーカーという爽やかな感じの服装だった。

真「取りあえず何処かに行くか。この辺だとまたロリコンが出そうだしな」


彼女は服装爽やか少女をお姫様だっこで抱え直し、歩き出す。







?「動くな」





背後から男の声が聞こえた。

彼女が振り向いた先には。









さっき倒した筈の覆面男がマグナム銃をこちらに向けていた。