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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第二節 平穏と戦争の交差地点 ( No.22 )
- 日時: 2012/02/16 19:47
- 名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)
?「ああ、あの『月虹刀夜』の店長か」
茶髪で赤い瞳の少年はカウンター席の椅子に腰掛ける。
吹雪は未だにメニューをまじまじとみていた。
吹雪はメニューを見たまま、
吹「うん。『月虹刀夜』の三代目、貝塚白夜君だよ・・・・おお!何これ美味しそう!」
白「貝塚白夜だ。よろしくな」
?「俺は天咲奏始。よろしく」
するとヒロトはコーヒーを口に含み、
ヒ「あ、そう言えばもう1人居なかったっけ?」
天「ああ、結祈ならサボりだ。まぁ俺がここ離れる訳にはいかないから放置してるけどな」
白「放置って・・・」
ヒロト、奏始、白夜が話している間に、吹雪の注文は全く決まらぬまま、彼はポツリと呟く。
吹「・・・何か嫌な予感がする」
*
少女はルシフェニアの中央部分に居た。
肩を少しこす程度の黒髪で緋色の瞳。身長は157cmと結構小柄。
服装は制服の様だが、ルシフェニアの誰もが見た事が無いと言いそうな制服だった。
腰には、下半身と同じ長さの日本刀がぶら下がっていた。
正確には、西洋のカウボーイ等が身につけている、拳銃を入れる革製のホルスターの大きさを日本刀に合わせた様な物だった。
少女は通話専用のカード型霊装を耳に当てながら、
?「『月虹刀夜』の店長?ああ、第三位か。そんな順位に興味は無い」
?2『ほぉ。だったら興味が出ない前にに殺しちまいなよ。こっちはすばしっこい師走に手ぇやいてんだ。頼んだよ、「神の炎(ミカエル)」』
?「解ってるさ。『神の風(ウリエル)』」
少女は通話専用霊装を投げ捨てる。
瞬間に、少女は何の前触れも無く消える。
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