二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第一節 開発途中の魔術師達 ( No.6 )
日時: 2012/02/16 18:07
名前: 蒼炎 (ID: hj9a4sJB)


ルシフェニア、エルフォード、ヌワラエス。


この3つの国に共通するのは、



『魔術開発機関』がある事。


小学校や中学校、高校の選択授業の一つに、それは加えられた。

魔術開発は学習と同じ様に、魔術の使用を沢山すれば威力上がるかもしれないし、魔術の使用を怠れば威力は下がる。

もちろん成績だって付けられる。
それを人は『階級』と呼ぶ。


魔術師最高位の人間は『睦月』と呼ばれ、世界でも6人しか存在しない。
もちろん最低位の人間だって居る。その人々を『師走』と呼ばれる。


その最高位のとある第三位は、ルシフェニアのとある店に居た。


店には剣や短剣、巨大十字もある。
ここは霊装を販売しているのだ。

看板には『月虹刀夜』と書かれてある。恐らくこの店の名前だろう。


第三位の少年は、肩までの茶髪をポニーテールにしていた。身体的特徴は若干痩せていて、身長は168㎝位だろうか。
ギリギリ中背中肉の分類に入る程度だろう。


少年、貝塚白夜は店の2階、つまり自室でカード型の霊装に向かって話していた。
常連のおばさんの注文である。

白「はい、はい、了解しました。電流操作用の刀型の霊装ですね」

?『そうそう、あと盛りそばもお願いします』

白「はい・・・・ってこの店そば屋じゃありません!!」

?『ああ、ごめんなさいね・・・。じゃあ電流操作用の刀型の霊装で』

白「はい、了解しました」


彼は通信用のカード型の霊装の中心に穴を空け、ゴミ箱に捨てた。
白夜は下の階に降りる。


彼は魔術開発の『正当なズル』を手伝いをする人間だ。