二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ〜炎天パラメータ〜 ( No.13 )
日時: 2012/04/02 16:34
名前: 周波数3.3 (ID: cA.2PgLu)

砂埃が完全に消えて、そこにいたのは傷だらけながらも立っている……









「シラナミ! __ああ、ちゃんと私の声、届いてたんだね……」


傷だらけながらも立っている、凛とした姿のハクリューだった。
なんだよ…、涙もろいわけでもないのに…、涙がでてきちゃうじゃないか。恥ずかしいなんて思っても、涙を零しているアケビの表情は穏やかな笑みだった。


「くっ……、負けてしまったか……。
おい、お前。中々にいいバトルだった。こんなにハラハラしたバトルは久しぶりだ、礼を言おう。……ところで、名前は? 」
「あ、ありがとうございます。私なんかの名前聞いたって意味ないと思いますけどね。……__アケビです。こちらこそ、いいバトルをありがとうございました」


やっぱり、最後は笑顔で握手なんだ。
バトルをしたら、勝ち負け関係なくもう友達。だとか昔テレビで誰かが言ってた。くだらない、とか捻くれたことは思っていなかったけど、少し疑問を覚えていた過去の自分にこういいたい。

"その言葉は正しかったんだよ。もう清々しいほどに、笑顔で友達っていえるよ"



その後、グレーバッジを貰ってから少しの間。タケシとポケモンバトルについて話していた。うん、実に有意義な時間だったよ。

でも、1つだけ、疑問が残ってる。





いや、だからなんで上半身裸なの??





おまけ


「そういえば、あの時、何て指示したんだ? オレには聞こえなかったんだが……」
「ん? ああ、あれね。めざめるパワーだよ。ほら、個体によって威力とタイプが違う不思議な技」
「ほう……、それでお前のハクリューのタイプは? 」
「みず」
「……道理で一発KOなわけだ」



あとがき
一回こういう分け方してみたかったんです。はい。そしてめざパのタイプは完全御都合主義ですね、すみませんm(_ _)m
色々と矛盾と疑問と御都合主義が入り混じった第六話だった、うんカオス。