二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: inzmGO《その心から喜びを》 ( No.237 )
日時: 2012/08/22 22:14
名前: 風風 (ID: 2eNHBjew)

日共

  1「せめて死ぬなら、満腹感で死にたい。」



  ((ったく、なんだ?周りどこも真っ白じゃないか...まさか、死?))

真っ白が永遠と続く世界。
その世界には終わりがなく、傷、汚れ一つない真っ白な世界がつながっていた。

でも、手で触る限り両側には結構近くに壁がある。
しかも高い。結構高い。

まず、私はこの世界にきた理由を考えた。
信号を渡ろうと走ると信号機がピンク色になり、世界が真っ白になる...

  ((どう考えても、目の錯覚がおこり、そのまま死亡フラグ...))

短い人生だったな。

白い世界にはなにもなく、ただ、虚しい感情だけだった。

  ((あーあ、まだ中学生だよ、これから受験も控えるのに、
   ただ、コンビニにお昼ご飯を買いに行くつもりだったのに
   自分の人生、乙。))

自分の人生を振り替えると、死ぬ覚悟もだんだんと出来てきた。
多分、ここは、生と死の間
あーあ、いやな世界

私はため息しか出て来なかった

  ((はぁ、死ぬならば、恋の1つや2つやってみたかったな...まあ無駄か...てか))

 「こんな展開、普通ありえないよな!! おい!こんな展開、あれだろ!!
  トリップとか、そっち系の話へ連れ込むんだろ!!そうは行かないぞ!!」


私の叫び声は、遠くの真っ白まで響き渡り、ただ孤独が残りました。

  ((てか、トリップとか、自分乙。疲れてるのかな。うん。))

何分たったかわからないが、ただ、ただ、私には空腹感が増すばかりだった。

  ((くそ...せめて、昼ご飯食べてからいかせてくれよ幸せで死ぬなら死にたいよ...))

私は、またどこまで続くかわからない道をひたすら歩いた。