二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【inzm】混ざり合った色が持つ輝き ( No.10 )
日時: 2012/04/17 19:38
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

瀬戸水鳥side

今日は待ちに待った八翔祭である。

この日のために今まで一日に書く文字数を更新してきた。
そして生まれて初めて見るスプレーのりを見て感動したり、7時まで作業をしていたり…

なぜか会長が八翔祭実行委員長で毎回分からないことがあると一番下の階にある木工室に呼びに行く。

けれどやはり実行委員長は忙しいので色々な人と話している。
その気まずさを潜り抜け質問する。
本当になんか申し訳がなくて顔があげられないほどまでになる。
自分は1年生で話しているのは先輩同士。
それを思えばあたしたちの作った模造紙なんぞ展示の部で飾られるだけ。

それだけの為に模造紙を書いて、質問して…
少し悲しくなる。

『次に放送委員会による演目です。』

どうやらこの日の為に制作していたらしい。
ついでに言えば放送委員であたしが知ってるのは霧野と狩屋。

『それではビデオをご覧ください。』

写ったのは黒いマントに身を包み、仮面で顔を隠した狩屋だった。
もともと髪の色が特徴的だったため、何回か会っているあたしにはわかる。

狩『君たちの絆を見せてもらおう…』

場面が変わり次の瞬間誰もが驚き歓声を上げた。

水「まぁ…放送委員に女子は少ないしな;」

雷門中の『女子』の制服を着た霧野が写っていた。
男だけじゃむさ苦しいのだろうか…
きっと霧野本人は今現在これを見て顔を蔽い隠しているだろう。


霧「俺もう嫌だ…」

神「霧野!?」

瀬戸水鳥の予想通り椅子に体育座りで顔を隠し完全に沈んでいる。

速「き、きにすることないですよ;似合ってますよ!」

浜「ちゅーか、完全に女子だよなww」

倉「…それ以上霧野を追い詰めてやるな。」


狩「あっはっはww霧野先輩ほんとーに女みたいだよねww」

こっちでは大爆笑。

影「狩屋君、そんなこと言っちゃだめだよ…」

その後、放送委員が作ったビデオは好評に終わった。