二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【inzm】混ざり合った色が持つ輝き ( No.6 )
日時: 2012/04/16 22:15
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

腹黒天馬君side

このごろ生徒会は特残をとるようになった。

「特別残留」という最終下校を過ぎても学校に残っていいという特権だ。
そうでもしないと八翔祭までに間に合わないのはわかっているがどうもやる気になれない。

南「終わった…と思う。」

どうやら模造紙に文章を写し終わったようだ。

天「これで俺達は帰れるの?」

俺の仕事はもう終わった。いい加減帰らせてくれ、サッカーが恋しい。

佐「むっち!帰るにはまだ早いよ。」

ドア付近にはスプレー式ののりを手に持ちスタンバる佐久間先輩がいた。

仕方n…外に出て新聞を広げひたすら紙にスプレーを吹き付ける。
次に流れ作業で瀬戸と篤が黒い模造紙に貼る。
ナイスなコンビネーションだ。
そしてその流れ作業も終わりに近づいてきた。
と、その時確実に空気の読めない森口先生が来た。

森「グラフは書いたの?」

はい?何言ってんだこいつは。
グラフ?何それ書かなくていいじゃん。誰も見はしないんだから。
その後紙に「はい」「いいえ」を書いて隣にグラフを描く。

定規の長さが足りない。

かといって先生用の長い定規じゃあ長すぎて真っ直ぐ綺麗にひけない。
しかし短すぎるとつなぎ目の所がガタガタしてしまう。

天「俺はどうすればいいんだ。」

水「いや知らねぇよ。」

仕方なく短い定規を選んだ。
しかし何とい事だ。
このお陰で俺は定規さばきがうまくなった。いやこんなことうまくなってどうする。

森「あと円グラフの方もねー」

ふざけんな。
しかしこの作業は瀬戸と天馬がやることになった。
目が死んでいる。天馬の目が死んでいる。
サッカーもやるだろうけどやはり今から受験の事を考えているのか勉強をする派らしい。
なんとなく気持ちは分かる。

南「あー滲んだ。」

天「やっちまったな。」

普段ならやらないような軽いミスも出てくるそうだ。