二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 オリキャラ募集 ( No.51 )
- 日時: 2012/05/31 17:33
- 名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)
- 参照: ネビルの話し方が・・・!!
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「・・・あーぁ・・・気絶か・・・ま、いいよね」
レバヴェスはアルバスを見下ろした。
足元には、ロープで縛られ、気絶して倒れているアルバスがいる。
少し緩んだ首もとは紅く擦れ、ロープの跡がついている。
「・・・ま、君の心が闇に染まれば簡単な話なんだなけどね———」
レバヴェスは、満足げに微笑むと、アルバスにシレンシオ(黙らせ呪文)をかけ、上から透明呪文をかけた。
——これでは、特定の者しか見つけられない。
満足げに微笑むと、レバヴェスは踵を返し、教室へ向かった。
「——ロングボトム教授。遅れてすみません」
「Mr.サラザール。話は聞いているので、席に着きなさい」
——薬草学の教室。
そこへレバヴェスが来ると、ライクはすぐにレイアーに小声で耳打ちした。
「アルバスがいない・・・」
「何かあったんだわ、絶対——ネビル先生!」
レイアーが急に声を上げた。
「私、少し気分が悪くて・・・あの、医務室に行ってもよいでしょうか?宜しければライクに付き添ってもらって・・・」
「いいですよ。行っておいで」
「ありがとうございます!」
こうして簡単に抜け出した二人は、教室を出るなり、走り出した。
すると、ライクが声をかける。
「さっきのアルバスが呼び出された場所に行こう!多分あそこなら探せて——」
「駄目よ。絶対見つからないような工夫をしてあるわ。校長先生にお話して———」
「ライク、レイアー?」
「校長先生・・・!」
ハリーが、こちらに向かって歩いてきていた。
多分今から梟小屋に行くのだろうか、片手に茶封筒を握っている。
ライクとレイアーはだっと駆け寄った。
「先生!アルバスが、居ないんです!」
「さっきレバヴェス・サラザールが呼び出して・・・一人で来いって言われてて——」
「それで、彼だけがさっき戻ってきて———」
ライクとレイアーは、息も尽かさず喋った。
「・・・分かった。どの辺りだい?」