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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 短編募集 ( No.87 )
- 日時: 2012/08/09 14:16
- 名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)
- 参照: 短め・・・
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「先生、ご自分の自慢などお聞かせになさらなくて結構です。『闇の魔術に対する防衛術』の授業を教えてください。
昔のことだの、今はどうだの、聞かされたって将来役に立ちませんし、何より時間の無駄です。
あぁ・・・
教科書を読んで実際経験してそれでも時間が余ったのならその長ったらしい論文並みの自慢を聞かせていただいたいても結構ですよ」
・・・クラス中が静まり返った。
先ほどの『先生、ご自分の自慢など——(以下略)』は、アルバスが遂に切れて皆の前で嫌味をこめて——言ってしまっていた。
「嗚呼・・・やってしまった・・・」
思い切り文句をつけた張本人、思わずため息をつく。
・・・あんなに喋ったのは久しぶりだった・・・
朝、張り紙が張ってあった日の午後の授業はギルデロイ・ロックハートの『闇の魔術に対する防衛術』だった。
「きっと素晴らしすぎるお話を1時間聞かせてくれるだろうな・・・」
ライクが呟いていたどおりの現状になった今。
つい先ほどまでロックハートが(時間の無駄な)演説をぶちかまし、30分が経っていたころだった。
回りでは殆ど話を聞かず遊びだしたり、宿題をしだしたり———
そんな中、話を黙って聞いていた者のうちの一人、つまりアルバスが文句をぶちまけたのだった。・・・一言も噛まずに。
クラス一同は黙り込み、思わず動きを止める。
そんな中。
喋った本人がため息をつき、椅子に座った。
そして、はたから見れば愛想の良い笑顔を浮かべ、
「失礼いたしました」・・・と謝罪したのであった。
暫らくこれは話のネタになったという。
☆余談
英語だとタイトル→ 『ARBAS POTTE AND TRUTH THE MIRROR』こうなるらしいです
多分所々間違っているv
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