二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ハリポタ息子 アルバス・ポッターと真実の鏡 短編募集 ( No.98 )
日時: 2012/08/24 09:02
名前: 蒼聖 (ID: HKLnqVHP)
参照: 英語…きっと間違いがぁぁ



「♪ black a rose of undeetaker moth,〜」
「おはようございます」
「こんにちは、校長先生」

——ホグワーツの入り口、AM6:30。
草木が風に揺れ、朝露が落ちていく。
今日は、10月末、ハローウィンだった。・・・のだが。

ハリーがホグワーツに呼んだのは、オーストケラでも、飾り付け係でもなく——

通称・黒い薔薇の葬儀屋。

銀色の長髪に、紅い目。その髪を束ねているのが薔薇と、その薔薇の黒茨。服装にも黒い薔薇とその薔薇の黒茨が多く着いていて、更にまた葬儀屋という仕事をしているため、黒い薔薇の葬儀屋と呼ばれている。


この人物自体はハローウィンには全然関係なく(オーストケラなどはしっかり呼んであった)、呼んだ理由は、全く別の方向にあった。

「そっかそっか〜お前さんが校長先生だもんねぇ。若いのは羨ましいよ〜」
「貴方だって十分、姿は若いじゃありませんか・・・いつまでも子供呼びするのはやめてください」
「我からみたらお前さんはいつまでも子供さぁ。ホラホラ、中まで案内しておくれ。真実の鏡のことだろう〜?」
「それです」
「にしてもお前さんの息子は冷たいねぇ〜、お前さんの小さい頃はまだ可愛げがあったのに〜」

クスクスと葬儀屋は笑った。
この葬儀屋、年齢はなんと・・軽く300歳を超える。容姿はとても若々しく、20代にしか見えない。
何故なのかは誰も教えてもらえていないが、この葬儀屋——
『真実の鏡』の管理者。

「・・・ハァ。この学園はよく事件が起こるねェ」
「はは・・・」
校庭を横切り、二人は校内へ入っていった。


*


「誰だあいつ・・・」
テルアスがスリザリン寮の寝室から望遠鏡で校庭を見た。
「な、面白いものが見えたよな?」
隣に立っているのは、レバヴェス。

「黒い薔薇の葬儀屋・・・奴を呼んだのは、絶対理由がある」
「葬儀屋(アンダーテイカー)?」テルアスが問う。
「そうだよ・・・夜が楽しみだなぁ・・・そうだ、テルアス、手伝って欲しいんだけど」

*

その頃、グリフィンドール塔、寝室。
「起きろ!6時半だ!」
「眠い・・・後5分・・・」
「さっきからそれの繰り返しだ。もう1時間たった。ほら、起きろ!」

スリザリン寮と打って変わり、アルバスが皆を叩き起こしていた。
これも、昨夜(といっても深夜)頼まれたことである。

自然と、これは毎朝の光景になるだろうが・・・

「だって・・・俺・・・寝付き悪いから・・・」
ふあああ、と大欠伸するライク。
「これは僕の言われたことだ。起き上がって、服着るまで起こせって、言ったじゃないか」

まだ、夜に起こることを知らない。





☆余談
一番上の「♪ black a rose of undeetaker moth,〜」は鼻歌です(え
なんて言っているかというと・・・
「♪ 黒い(black) 薔薇(rose) の(of) 葬儀屋(undeetajer) が(woth)、〜」
多分これであってると思います!