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長編番外中編４「欧州でスカイプやってみた。(会話のみ」


あれから数時間が経ったんだよ！！←


『はい、繋ぎ直しました〜』

「んぃ。にしても誰だよ？アーサー分かった？」

『そんな直ぐに分かるもんじゃないからな。エドァルドにも協力してもらってる』

『あんたも苦労人ね・・・』

『ところでマケドニアってどうやってスカイプしてるって知ったの？』

『ヘラクレスの奴が嫌がらせで送ってきたのよ』

『ヴェー・・・』

『・・・アイニ、携帯見ろ』

『へ？』

『メルアド登録してんの誰だべ？』

『そうですね。今現在は北欧の皆さんと、仕事の人と、プライベートならルリアさんとか・・・』

『プライベートで男の人は？』

『そうですね・・・。フェリシアーノさんとエドァルドさんと・・・あ、ギルベルトさんです』

『！』

『ギルベルト・・・。そういえばあいつ居ないわね』

『まさか、これ送ったのって・・・』

『やっぱりね。僕ら以外で欧州に知ってる人って言ったらあの人ぐらいだし』

『・・・ちょっと、外見てきます』

『え、クララ何処行くん？直ぐ帰って来ぃや？』

『女の子がこんな時間に出歩いちゃ駄目だよ？』

『クララ君？』

『・・・あ、分かった。クララ、いいよ。僕が代わりに行く』

『え？メアリーが？駄目だよメアリーも女の子だし』

『二人ともどうしたのけ？』

『・・・居るんだよ。アントーニョの家の前に犯人が』

『ぅえ、マジかｗｗｗｗｗ』

『ポルトガル、今度飲みに行こうぜ』

『あ、おいらも行きたいよー』

『良いですよー。セアさんとネロさんも誘ったらどうですか？』

『・・・行く？』

『うん！行くわ！！』

『良かったわねセアちゃん！！』

『良いこと言うじゃん』

『メアリー出ていっちゃった・・・』

『うふ、ギルベルト君には後でちょっとお仕置きをしなくちゃね？』

『兄さん手伝いますお礼は結婚結婚』

『ナタ嬢相変わらずね』

『・・・スピー』

『おひゃ、ヘラクレスさん寝ちゃいましたよ！！』

『大丈夫ですかね・・・』

『大丈夫だろう。兄さんのタチの悪い悪戯だ。本当にすまなかった』

「ルートヴィッヒさんが謝ることじゃないですよ！」

「せやせや！悪いのはそっちのお兄ちゃんなんやさかい」

「・・・(モグモグ」

『本当に苛々するわローデリヒさんにあんなメール送るだなんて』

『エリザ、落ち着きなさい』

『・・・はい』

『これで事件解決なのですよ？』

『そうじゃね？』

『だと良いけどね・・・』

『あ、メアリーさん来ました』

『クララ、マイクちょっと借りるね・・・』

『あ、はい』

『どないやった？』

『本当に止めて欲しいぞこういうの』

『逃げられた。多分ルートの家に行った』

『あれま』

『っち』

『おー、結果出たぞ。やっぱりあいつの携帯だ』

『どうやらギルベルトさん自作のチェーンメールでしょうね』

『ほ、良かった・・・』

『兄さんが帰り次第捕獲しておく』

『頼むぞー』

『あいつは全く懲りんな』

『全く人騒がせである』

『一件落着ですね』

『兄さん結婚結婚結婚』

『二人とも元気ね〜』

「いや、元気過ぎるでしょ」

『バレンタインデーキィッス♪』

『アイニちゃん、此処では言わない方が良いですよ』

『ふぇ』

「日本行った時に聞いたよその歌」

『私好きなんですよ〜』

『意外な一面だねー。アイニちゃんだっけ？おいらとメルアド交換できる？』

『良いですよ〜』

『私も大丈夫か？』

『ユ〜、私も〜』

『また明日スカイプしません？その時教えますよ』

『今言うとみんなにばれちゃうもんね！』

『お前らは元気だな。ルートヴィッヒ、兄の方はどうだ』

『あぁ、まだの様だな』


———さてさてギルベルトは捕まるのか？


ーNEXTー