二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.106 )
日時: 2012/10/18 16:57
名前: 有栖 (ID: FODM/zWG)

第8話 開幕ベル

ライルside

リナリーを治療するために一旦、街へと歩き出した
もちろん、教団服は、嫌いなので着ていない
確かに、アクマが自分からやってくるので便利ではある。
でも、人間とアクマの判断くらい自分で見分けられる
人間の皮をかぶっているだけで所詮はアクマなのだ
人間とは少し違う行動をしているのが見て取れる
これも今までの戦で学んだ事
いろいろ様子を見て回って、リナリーの病室へと入る
ちょうど、治療はもう終わっていた
リナリーが眠るベットの向こう側にはコムイが持ってきた資料であろうものの処理をしている
お疲れ様です。ただ、この状況がいつまで続くかな…
「街の様子はどうだった?」
俺に気付いたようで、手を止めずに話しかける
「大丈夫、大丈夫ー今の所問題ないから」
俺の教団服は、病室の隅っこに置いてある
後もう少しで資料の山にうもれそうだ
「そうか、それは良かった」
アクマの区別がつくといえば、あいつ。白髪の少年、アレンだっけ?
そいつ、左目呪われてるんだっけ。
アクマの魂が見えるとか。っま、今は損傷してて使えないみたいだけど?
「グー…」
どこからか、寝息が聞こえると思ったら、コムイが早速寝ていた
片手にペンを持ちながら
随分と早いダウン。
リナリーもまだ目覚めそうにないし、様子見とくか
近くにあったイスに座った
すると、急に扉がノックする音が聞こえて誰かが入って来る
「コムイさん、入りますよ」
入ってきたのはアレン…とその後ろに“スマイル”か。
俺を見た瞬間すっげぇ嫌な顔をする
相当嫌われてんな、俺
「コムイ、今爆睡中。どうした?なんか用?」
「リナリーのお見舞いに…まだ目覚めないみたいですね」
「まぁな。でも大丈夫だろ、ブックマンが治療したし」
治療してるところを見てないからなんともいえないけどコムイがリナリーの事に関して
嘘をつくとは思えないし。
「ブックマンか…不思議な医療道具を持ってましたよ」
「詳しくは知らないけど、中国太古から伝わる針治療らしい。ブックマンはそれの使い手」
確かそうだったはず。あまり興味なかったからうろ覚えだけど
「…………」
アレンが黙り込む
「まだ何かいいたそうな顔をしてるな?」
「ライルさんは…どうしてここへ来たんですか?」
「俺は、コムイから次の任務を聞くためについてきた。そのついでにコムイの護衛」
っつても、ここまで来る道のりにアクマは現れなかったけどな
「コムイさんの本当の目的はなんですか?僕やリナリーを助ける為ではないですよね」
気付いてたか
「ノアの事が気になるのか?」
「はい」
その返事を聞いて微笑んでからある人物の名前を呼ぶ
「Jr.(ジュニア)」
「ちぇえ。何で分かったんさぁ。驚かせようと思ったのに・・」
いつからいたのかはわからないが、たしかにいる事は分かっていた
「聞いてただろ?ノアの一族の事」
「なんか、利用されてる気分さぁ…」
そんな事を呟いてからノアの事を語りだす
最後にブックマンの事を語りだそうとすると、どこからかブックマンがジュニアに飛び蹴りをいれる
ブックマンの事を気軽に口に出すんじゃないというお説教
「アレン・ウォーカー」
「は、はいっ!!」
いきなり話しを振られて驚くアレン
「今は休まれよ。リナ嬢が目覚めればまた動かねばならんのだ。急(せ)くでない」
そういって3人は締め出される
「またなぁ〜」

「さて、話をしよう。室長を起こしてくれるかのう?」
そう言われたのでイスから立ち上がり、コムイの耳元へ顔を近づける






「リナリーの結婚、決まったってよ?」






Re: D.Gray-man 真赤な薔薇 ( No.107 )
日時: 2012/10/18 17:40
名前: 有栖 (ID: FODM/zWG)

コムイを起こして、それからブックマンから「ノアの一族」について聞きだす
なぜ、俺も締め出さなかったかは知らないが…。
コムイを起こすためだけではないだろう。
それに一応、遠い昔に俺はノアと出会っている
とはいっても、そんな長い時間一緒にいた訳ではないが。
いたとしても数週間。そんなに詳しくは知らない
ブックマンからの話も終わる
「みな辛い。戦争で平等なのは苦しみだけよ」
扉の外にアクマの気配が3体くらい
ブックマンが立ちあがり扉へと向かう。どうやら、気付いたようだ
「どうしたんですか?」
「アクマのおでまし」
扉を開けると、監視の人は殺されていた
それと同時に複数の攻撃
「さて、お前等はどんな味?」
対アクマ武器を取り出してアクマへと向かう
「一体残しておけ」
「了解」
俺が一匹。ブックマンが一匹倒す。
Lv.2のアクマが3体だったみたいだが楽勝だな。
もう一匹のアクマを動けなくした
「吐け。何用で参った?」
そうだよな。エクソシストが仮にも3人いるのにLv.2が3体しか襲ってこないのはおかしい
「千年伯爵サマからの伝言(メッセージ)だ…」
『時は満ちタv7000年の序章は終わり。ついに戯曲は流れ出スv開幕ベルを聞き逃すな。役者は貴様等だ。エクソシストv!!!』
「それだけか?」
何かをしでかす前にアクマを破壊
「兄…さん?」
「リナリー」
さすがにこの騒ぎで起きたか。
「起きられたか…」
ブックマンがほっとすると上から雄たけび声
「うわあああああああああ」
アレンの声か…?
すると、どうやらJr.(ジュニア)がまたアレで飛んできたらしく天井が壊れる
ブックマンにもろ直撃
あぁあ。大丈夫かなぁ…ブックマン
その壊れた天井からスマイルが入って来る
大体、途中まで一緒に来てから病院直前になって手を離したとかそうゆうのだろう
確かにジュニアのイノセンスは、早いからな。
「小僧ども…っ!」
「アレ…!?」
「何やってんだか」

—スマイルと目が会った