二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.376 )
- 日時: 2012/10/28 19:14
- 名前: このみ (ID: KCZsNao/)
第29Q 「キセキの朝」
季節は冬。
冬と言っても、東京だからちょっと肌寒いくらい。秋田とか北海道に比べればなんてことない。
だけど寒いものは寒いのだ。
マフラーを首に巻いて、カイロをポケットに入れ、玄関のドアを開けた。
「おはよー、なつきー」
『おはよ……、敦……』
塀のところに寄りかかって、寒いと言っている敦にカイロを渡す。
すると、なつき大好きーと抱きつかれた。あったかい。
時間なくなっちゃうよ、と言えば、うーと言いながら離れた。
「カイロ一個ー?」
『うん』
「うーん、じゃあ、こーしよっかー」
『?』
敦はカイロを自分のポケットに入れると、私の手を掴んでそのままポケットに入れた。
カイロと敦と私の手でポケットはぎゅうぎゅうだけど、あったかくって、二人で顔を見合わせて笑った。
「はああああなんて可愛いの私のなっちゃん!!!!」
「……早く行こうぜ」
「ダメ!!二人の可愛さをビデオに撮らなきゃいけないんだから!!!!」
「それ俺必要ねーだろ」
「うるさい!!いやーんもうなっちゃん可愛いいいいいい」
……思いっきり聞こえてるよ、さっちゃん。
結局四人で登校。
「おはようございます。寒いですね」
「きゃ————っ!おはよーっテツ君!!マフラー似合ってるよ!!」
「ありがとうございます」
「おー、はよ、テツ」
「おはようございます」
玄関でテツ君と合流。
「む、今日は早いな」
『おはよ、真君……。今日は、……カチューシャ……?』
「「「「wwwwwwwwww」」」」
『みんな笑いすぎ……』
「ラッキーアイテムなのだから仕方ないのだよ」
廊下で真君と合流。
「おはよう。今日は寒いからメニュー二倍だ。喜べ」
「うげっ……」
「二倍ですか……。僕はいつ倒れるんでしょうか……」
「…………今日のおは朝は10位だったのだよ……」
「外周追加」
「「「すみませんでしたっ!!!!」」」
『「頑張って〜」』
体育館前で征君と合流。
一日が、始まる。
あとがき
きっとキセキはみんなが合流してやっと一日が始まるって感じだと思う!!!
てか時間早く進みすぎですねw
でも次はもう3年になりますのでww
早く進めたいんですよ