二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.458 )
日時: 2012/11/11 22:07
名前: このみ (ID: ftamISp/)

※時は遡り、なつきとむっくんがラブラブの頃の話。
※中学二年の11/11の話。



番外編



おかしいと思ったんだ。
いつもはまいう棒ばかり食べている敦が、ポッキーとトッポしか食べないなんて。ポッキー美味しそう。
なんで、なんて訊いちゃいけなかった。
いつもと違うなぁと思って見ていれば良かった。
だって、だって……。

『んむ〜〜〜〜っ!!』
「ん……うま」
『ぷはっ!「うま」じゃないよ「うま」じゃ!』

ポッキーゲームなうなのです……。
原因は部活終了後、私が敦に、

『今日は、ポッキーばっかりなんだね、敦』
「うん。11月11日だからね」
『11月11日だと、ポッキーじゃないと……いけないの?』
「そう。理由聞きたい?」
『うん、聞きたい』
「じゃあ部室行こー」
『うん?』

その後半ば強引に部室へ連行され、鍵を閉められ、ポッキーのチョコの方をくわえさせられた。

「まだ食べないでね〜」
『ふぇ?うん。…………!!??』
「ん、」

するとなんと、敦はチョコの付いてない方を食べ始めたのだ!
逃げようとすると、頭をがっちりと大きな手で固定され、動けない。
どうしようと困っていると、気づけば敦は目の前にいて。
ニヤリと笑うと、ポッキーを最後まで(私のくわえてる部分まで)食べて、ディープキス開始。
一本につき、キスは二分くらい。
ちなみにもう何本もやって、かれこれ30分は経過している。腰なんかとっくの昔に抜けた。

『いつまで、やる、の……』
「んー、俺が持ってるポッキーが全部なくなるまで?」

恐る恐る敦の後ろにあるコンビニの袋を見ると、まだ大量にポッキーの箱が入っていて泣きたくなった。
はいもっかい、とポッキーを口に突っ込まれた。
余裕そうな笑みを浮かべる彼。
今からその余裕を無くしてやろう。
私は敦がポッキーを食べ終わると同時に、自分からアメリカ仕込みのキスをお見舞いしてやった。




あとがき
11月11日といえば、ポッキーゲームでしょ、ということで、やらかしました!て、てへぺろ……。
許してちょんまげ!