二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 ( No.52 )
日時: 2012/08/16 22:16
名前: このみ (ID: 3/dSGefI)
参照: http://yaplog.jp/momizi89/

第6Q 「海じゃなくてプールに行こう! その3」



『それで……ウォータースライダー、どうなったの……?』
「男同士は流石に嫌なので、お二人に僕らの相手を一回ずつしてもらおうと思ったんですけど、それは回数が多すぎるので、じゃんけんで負けた二人に一緒に滑ってもらうという事になりました」
「それでそれで!?テツ君は負けてないよねっ!?」
「はい。負けたのは……」

テツ君が向いた方向に顔を向ける。
そこにはげんなりとした表情の涼ちゃんと大ちゃんがいた。

「僕ら四人の相手がどちらか、はお二人で決めていいですよ」

テツ君がそう言った瞬間、さっちゃんが物凄い勢いで私の腕を掴んで遠くまで引きずった。痛い。

「なっちゃんお願い!テツ君と滑らして!」
『うん、いいよ』
「ありがとう!えっと……他の三人は……」
『私は誰でもいいよ』
「……私、赤司君はちょっと……。なんか怖い」
『そう?じゃあ私征君と……』
「私ミドリンと滑るね〜」
『じゃあムッ君。決まり……』




「決まったよ〜〜〜!!!!」
『さっちゃんと、テツ君、真君。
私と、赤司君、ムッ君でどうかな……』
「わかりました。行きましょう」

意気消沈してる大ちゃんと涼ちゃんを引きずってウォータースライダーまで行った。




「はい、次の方どうぞ〜」
「テツ君、ゆっくり滑ろう!ゆっくり!」
「はい」

さっちゃん、楽しそう。良かった。
涼ちゃんと大ちゃんは……お気の毒。
でも涼ちゃんと滑ったら周りのファンの子の視線が痛いから……ちょうどいいかも。
あ、順番来た。
二番目に滑るムッ君と、真君には下で待っててもらっている。

「次の方、どうぞ〜。カップルですか?」
『違います……』
「キャプテンとマネージャーだ」
「そ、そうですか……」

赤司君の鋭い瞳に気圧されている係員さんが面白い。

「さて、滑ろうか」
「お嬢さんは前で、お兄さんはお嬢さんの腰に手を回してくださいね。
しっかり掴まないと離れちゃいますから」
『わかりました……』

征君が腰に腕を回す。
……あんまり強くつかむと内臓出ちゃう……。

『キツイ……』
「我慢しろ」
『おえ……』
「おい」

なんて言ってる間にstart!

『きゃぁあ〜〜〜〜っ!!』
「…………」

ざばーん

『楽しぃね!征、くん……征君?』
「鼻に入った……」
『…………』
「ウォータースライダー如きが僕に攻撃するとは……。僕に逆らう奴は『オヤコロっ☆』……」
「…………なつきぃ〜……」
『ごめんなさいっ!』

何だかんだでお次はムッ君〜♪










力尽きたんだぜっ☆

……ごめんなさい、調子のりました。
続きちゃんと書くよ〜皆見てね!