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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ワンピース】-喘ぐサファイア ( No.68 )
- 日時: 2012/08/06 18:35
- 名前: 優騎那 (ID: TVk4tHjv)
ドドドォ…ン!!
ズドォン!!
ドドォ…ン!!
「何の音じゃもん!?」
何かが竜宮城にぶつかる音が断続して響く。
音は正面玄関より北東の方から聞こえる。
「まさかデッケンの槍か。硬殻塔の方じゃもん!!しらほしが危ない…!!衛兵はついておるのか!?」
「いえ…全員こちらに捕まっております」
「おい海賊達!!兵に代わって姫の安全を確かめて来いっ!!」
ネプチューンが麦わらの一味に命令した。
ゴドリックは不愉快そうに眉をひそめ、赤い目を細めた。
「硬殻塔は城の北東じゃ!!お前たちすぐに行け!!」
「何で人質に命令されなきゃならねぇんだ」
「同感だわ〜」
ゾロが機嫌を損ね、ゴドリックは同意を示した。
「黙れい!!しらほしはわしの一人娘じゃもん!!訳あって常時命を狙われておる!!!この機に娘に何かあったらお主ら!!カ以降の果てまで追い立てるぞ!!!」
「つまり"人魚姫"—マーメイドプリンセス—という事なんですね!!?」
「命を狙われるほどの美女って事だな……!!?」
不愉快そうな表情を一転、ゴドリックは口だけを笑わせた。
ルビーのように赤い目は全く笑っていない。
「しからば私めが!!馳せ参じて仕り候!!そして!!
————パンツ見せて頂いてもよろしいんでしょうか!?」
「美女あるとこにおれありだ!!愛してやる!!抱いてやるよ人魚姫ちゃん!!」
わき目もふらずにブルックとゴドリックは硬殻塔へ続く道を駈け出していく。
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