二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス) ( No.132 )
- 日時: 2012/08/22 10:16
- 名前: 姫佳 (ID: meZEZ6R0)
- 参照: 今日は午後から部活です!
第4話「3年ぶりの再開」
〜輝姫視点〜
輝姫「確かここだよね…。」
私は今、大きな建物の前にいる。ここは「稲妻総合病院」この辺りで一番大きな病院だ。私は深呼吸をした。
輝姫「よぉし!!行くぞ〜!!」
病院に入ろうとしたその時…、
輝姫「うにゃっ!!」
門に激突してしまいました…;い、痛い…(泣)
輝姫「うぅ…。」
私はおでこを抑えながら中に入った。
輝姫「…私を見たら、どう思うかな…。」
ここに入院している幼馴染みは、私がドイツに行ったことを知らない。…いや、私が教えなかったのだ。
輝姫「もしかしたら…、私のこと忘れてたりして…、」
?「危ない!!」
輝姫「えっ?」
その時、私の体が前に傾いた。倒れる、と思っていた矢先、私は誰かに支えられていた。
輝姫「あ、ありがとうございま…、」
お礼を言おうと上を向いた私は、目を見開いた。オレンジ色の逆立った髪に深緑の瞳、顔立ちも大人びていて背もあの頃より随分高くなっていた。彼は、私の幼馴染みで初恋の相手。名を「雨宮太陽」という。
〜太陽視点〜
僕はいつものように冬花さんに内緒でサッカーをしていた。
太陽「…『あの子』は今、何してるのかな…。」
最近、外国に行った幼馴染みのことばかり思い出す。3年前、僕に何も言わず、外国に行ってしまった初恋の幼馴染み。
太陽「大丈夫かな…。」
その子は何もない所でしょっちゅう転ぶ位ドジで、おまけにのんびり屋でボーっとしていることが多かった。そんな彼女が、ほっとけないというか心配というか…。
太陽「…あっ!」
僕は先程まで足下にあったボールが無いことに気付く。辺りを見回すと、此方に歩いてくる少女の足元にあった。
太陽「危ない!!」
?「えっ?」
少女が気付いた時には既に遅く、体が傾いていた。僕は少女の所まで走っていき、倒れないように支えた。その拍子に、彼女の帽子が落ちた。
?「あ、ありがとうございま…、」
顔を上げた少女の顔を見て、目を見開いた。白髪の腰まであるロングの髪、肌は透き通るように白く、僕の腕にすっぽり収まる位小さな体は痩せ細っており、少しでも力を入れたらすぐに壊れてしまいそうだ。顔は幼く、小学生と間違われそうだ。そして…、僕が一番好きな左が水色、右が黄色の綺麗なオッドアイ。3年前、外国に行ってしまった幼馴染みで初恋の相手。名を「白炎輝姫」という。
太陽「輝姫…?!輝姫だよね?!」
輝姫「う、うん…。」
太陽「いつ戻ってきたの?!」
輝姫「け、今朝…。…ね、ねぇ、太陽…、」
太陽「何?」
輝姫「は、離してくれる…?///」
太陽「ご、ごめん!!///」
慌てて輝姫から離れると、彼女は顔を隠すように帽子を被った。
太陽「それにしても、驚いたよ。輝姫がドイツから帰ってきてたなんて。」
僕達は今、ベンチに座って話している。
輝姫「えっ?!なんで行先知ってるの?!」
太陽「次の日に直にぃから聞いた。…なんで黙って行っちゃったの?直にぃには教えたんだよね?」
輝姫「ご、ごめん…。」
輝姫は申し訳なさそうに謝った。まぁ、輝姫にも色々と事情があったのだろう。
太陽「それよりさ、ドイツってサッカー大国だよね?!どう?やっぱり日本とは違った?」
輝姫「…ごめん。ドイツに行ってから、サッカーに興味無くなったんだ。だから、今はやってないの。」
太陽「えぇっ?!あんなにサッカー大好きだったのに?!」
輝姫「…うん。」
太陽「それ本当?!」
輝姫「…うん。」
太陽「…絶対嘘だよね?」
輝姫「嘘じゃ…、ない…。」
いや、絶対に嘘だろ!!さっきから目全然合わせないし、声のトーン低いし!!
太陽「そんなこと言わずにやろうよ!!」
輝姫「で、でも、太陽サッカーしちゃいけないんじゃ…、」
太陽「少し位平気だよ!!」
輝姫「わ、私じゃ相手にならないって…。ほら、太陽って『10年に1人の天才プレイヤー』って言われてるじゃん。だから、私なんて相手にならないよ…。」
太陽「そんなことないよ!!輝姫だっt輝姫「私、そろそろ帰るね。元気そうで良かった。」
輝姫は逃げるように帰っていった。
太陽「…何が『私なんて相手にならない』だよ…。そんなわけないじゃないか…。だって…、君はあの超天才プレイヤー『ティアラ・クラリス』の生まれ変わりで『光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス)』って呼ばれてるんだから…。」
僕はボールを握りしめ、そう呟いた。
***
姫佳「ようやく太陽登場!!相変わらずカッコいいな〜!!流石私のよm輝姫「違うから!!」
太陽「というか輝姫、なんでサッカー止めたの?」
輝姫「い、色々事情がありまして…;;」
姫佳「多分、1期の後半辺りで明らかになります!!そんなことより、イナクロ書きt太陽「うん、それ前も聞いたから。」
輝姫「では、コメント待ってます♪」