二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス) ( No.175 )
- 日時: 2012/08/24 21:28
- 名前: 姫佳 (ID: meZEZ6R0)
- 参照: 今日は午後から部活です!
第7話「輝姫とサッカー部員」
輝姫「はぁ、はぁ…、」
輝姫は裏庭にいた。呼吸を整えた後、携帯を取り出す。
直紀<もしもし?>
輝姫「直にぃ!!私、雷門中無理!!(泣)」
直紀<えっ?!な、何があったの?!;>
輝姫は先程の出来事を話した。
直紀<成程…。それは災難だったね…^^;>
輝姫「もうやだ〜!!明日から通えないよ〜!!(泣)」
直紀<あっ…、そろそろ昼休みが終わっちゃう…。放課後に幾らでも愚痴聞くから!>
輝姫「う、うん…。」
通話を終えた直後、足音が聞こえた。
輝姫「あっ…、月乃さん…。」
そこには杏樹が立っていた。
杏樹「…これ、忘れ物。」
杏樹は輝姫の弁当と水筒を渡した。
輝姫「あっ…、ありがとう…。」
杏樹は教室に戻っていった。
輝姫「ここで食べようかな。」
輝姫は木陰に座り、弁当を食べた。
狩屋「あっ!!いた!!」
そこに狩屋がやってきた。
輝姫「マサキ!」
狩屋「ここにいたんだ。」
輝姫「う、うん。」
狩屋は輝姫の隣に座った。
狩屋「…なんで逃げたの?」
輝姫「えっ…、」
狩屋「輝姫が人見知りで恥ずかしがり屋ってことは知ってる。…でも、サッカーのことで逃げる輝姫は初めて見た。」
輝姫「…、」
狩屋「お日様園に遊びに来た時は、いつも俺とサッカーやってたよね?なのに、なんで逃げたの?それに…、『興味がない』って嘘だよね?輝姫、あんなにサッカーが大好きだったのに。」
輝姫「ほ、本当に興味なくなったの!!もう放っておいて!!」
輝姫は教室に戻っていった。
〜放課後〜
美咲「きーらーちゃんっ!!」
輝姫「き、きらちゃん…?」
美咲「そう!!輝姫の『輝』を取ってきらちゃん!!可愛いでしょ!!」
輝姫「は、はぁ…;(あだ名付けられたの初めて…。)」
美咲「今からサッカー部の見学に行かない?!」
天馬「そうだよ!!行こうよ!!」
輝姫「き、興味ないって言いましたよね?!し、失礼します!!」
輝姫は教室からとび出した。その後を天馬達も追う。
直紀「あっ!輝姫!」
輝姫「直にぃ!!」
輝姫は直紀の後ろに隠れる。
輝姫「直にぃ!!この人達が私のこと苛める!!」
直紀「えぇっ?!」
全「「「えええぇっ?!」」」
天馬「ち、違うんです!!俺達はただ…、」
直紀は天馬達と見つめる。その後、溜息を吐いた。
直紀「輝姫、行こうか。」
輝姫「う、うん。」
輝姫と直紀は病院に向かった。
葵「い、行っちゃったね…。」
美咲「あの人…、きらちゃんのお兄さんかな?」
天馬「はぁ…。白炎さんにサッカー部に入部して貰いたかったのに…、」
杏樹「…無理に誘わない方がいいと思う。」
皆は一斉に杏樹の方を振り向く。
美咲「つきのん、どういうこと?」
杏樹「白炎さん…、サッカー凄く上手なんでしょ?」
天馬「うん!!世界トップレベルをはるかに超えてるって噂もある位!!」
杏樹「そんなに凄いなら、きっとサッカーも大好きなはず。大好きなら『興味がない』なんて絶対に言わない。…ということは、サッカーができない『理由』があるはず…。」
信助「確かにそうかも…。」
杏樹「ここは、白炎さんから入部してくるのを待った方がいいと思う…。」
美咲「…そうだね。」
直紀「…輝姫。」
輝姫「何?」
直紀「幾らサッカー部に入部させられそうだからって…、嘘は駄目だよ。」
輝姫「!!」
直紀「彼等の目を見てすぐ分かった。凄くいい子だ、ってね。」
輝姫「…ごめんなさい。」
直紀「分かればいいよ。」
直紀は輝姫の頭を優しく撫でた後、また歩きだした。
***
姫佳「輝姫…、追い回されてるね^^;」
輝姫「だって…、本当にしつこいんだもん。」
太陽「どうせなら入部しちゃえばいいのに…。」
輝姫「い、色々と事情があるの><」
姫佳「輝姫がサッカーを止めた理由は後々明らかになります!」
輝姫「では、コメント待ってます♪」