二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス) ( No.342 )
日時: 2012/09/01 22:35
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: meZEZ6R0)
参照: ジャンヌさんが可愛過ぎて辛いよおお((ry

第12話「Le Jardin Secret」


輝姫「あれ…?」
直紀「どうした?」
輝姫「あそこにいるの…、橘さんと西園君だ…。」
直紀「あの2人…、確かサッカー部だったよな。今の時間帯は練習中じゃ…?」

直紀は2人の傍に駆け寄る。輝姫も慌てて後を追った。

直紀「君達!」
美咲「あっ!!貴方はきらちゃんの…、」
直紀「きらちゃん?」
輝姫「私のことだよ。」
直紀「へぇ…。君達、確かサッカー部だよね?練習に行かなくていいの?」
美咲「それが…、」

美咲は今までのことを話した。

美咲「それで信助君、練習に行かなくなっちゃって…。」
信助「天馬だけは、分かってくれると思ってたのに…、」
輝姫「西園君…。」
直紀「えっと…、橘さんと信助君…、だっけ。これから時間ある?」
美咲・信助「「は、はい…。」」
直紀「じゃあ、ちょっと付き合ってくれるかな。輝姫もね。」
輝姫「わ、私も…?」


直紀「ここだよ。」
美咲「うわ〜!!お花が沢山咲いてる!!綺麗〜!!」
信助「こんな所があったなんて…、知らなかった…。」
直紀「かなり分かりにくい所にあるからね。隠れ家カフェ…、って感じかな。」
輝姫「『Le Jardin Secret』…、フランス語で『秘密の花園』という意味ね。」
信助「凄〜い!!フランス語、分かるんだ!!」
輝姫「は、はい…。」
直紀「とりあえず、中に入りなよ。」

店内は天井が高く、とても落ち着いた雰囲気だった。棚にはアンティークな食器が並べられている。

?「いらっしゃいませ!あら…、直紀君!」
直紀「こんにちは。」
美咲「随分と親しいんですね!」
直紀「ここは僕のお気に入りの場所なんだ。悩んだりした時は、必ずここに来るんだ。」
?「お友達?」
美咲「初めまして!雷門中1年の橘美咲です!!」
信助「同じく雷門中1年の西園信助です!」
?「フフッ。皆明るいわね。直紀君の後ろに隠れている子は…、」
直紀「彼女、人見知りで恥ずかしがり屋なんです。」
輝姫「は、初めまして…。は、白炎輝姫です…。」
?「ようこそ、Le Jardin Secretへ。店長の『一之瀬心愛』です。ここって呼んでね^^」
輝姫「一之瀬心愛さんって…、イナズマジャパンのマネージャーだった方ですよね?!(キラキラ)」
ここ「そうよ。随分と詳しいのね。」
輝姫「ユニコーンのマネージャーもしてたんですよね!!(キラキラ)」
ここ「そうだよ。懐かしいなぁ…。」
美咲「きらちゃんすっご〜い!!よく知ってるね〜!!」
輝姫「私…、10年前のFFI大好きですから…。」
ここ「とりあえず、席にどうぞ!」

皆はカウンターに座った。

直紀「信助君、ここさんは心理カウンセラーの資格も持っているんだ。悩み事、相談してみたらどうかな?」
信助「Σえっ?!」
ここ「私でよければ話してくれる?」
信助「…実は…、」

信助は今までのことを話した。

信助「僕だけに厳しいなんて…、嫌がらせとしか思えないんです…。」
ここ「成程…。…私は、鬼道君には何か考えがあると思うけどな。」
信助「えっ?」
ここ「鬼道君は、意味も無しに厳しい特訓はにさせない。きっと、何か意味があるんだと思う。」
信助「意味…。」
ここ「練習に出るか出ないか、決めるのは信助君だよ。自分の気持ちに素直になれば、必ず答えは見えてくるはず。その為に、まずは気持ちを落ち着かせないとね。」

ここは紅茶を淹れた。

信助「これは…?」
ここ「ラベンダーティーよ。リラックスできて、気持ちが凄く落ちつくの。皆もどうぞ。」

皆はラベンダーティーを一口飲んだ。

輝姫「美味しい…!!」
美咲「本当!!私、こんなに美味しい紅茶飲んだの初めて!!」
直紀「ここは紅茶もスイーツも絶品なんだ。ランチやディナーもあるしね。」
ここ「一緒にクッキーもどうぞ^^」
信助「うわぁ!!美味しそう!!」

皆は夕方まで楽しくお喋りをしていた。

信助「ここさん、僕、明日から練習に出ます!!」
美咲「信助君!!」
ここ「練習頑張ってね!!私も応援してるから!!」
輝姫「紅茶とお菓子、ご馳走様でした!」
直紀「それじゃあ、また来ますね!」
ここ「うん!いつでも来てね!」

輝姫「それじゃあ、私達はここで。」
美咲「うん!また明日!!」
輝姫「うん!…美咲!信助!」
信助「!!今、名前で呼んでくれたよね?!」
輝姫「だ、駄目…、かな…?」
美咲「ううん!!すっごく嬉しい!!」
信助「僕も!!これから輝姫ちゃんって呼んでもいい?」
輝姫「勿論!」
直紀「良かったな、友達が増えて。」
輝姫「うん!」




***
ここ「皆!久しぶり!覚えててくれるかしら?」
姫佳「前作を読んで下さった方は分かると思います!!…多分。」
ここ「姫佳、あの世に逝きたいのかしら?(黒)」
姫佳「すみませんでしたあああぁぁ!!!(土下座)」
太陽「姫佳が必死に土下座してる…;」
輝姫「す、凄い…;;」
ここ「では、コメント待ってます^^」