二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス) ( No.451 )
- 日時: 2012/09/15 15:11
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: v2e9ZzsT)
- 参照: 体育祭勝った———!!!
第16話「すれ違い」
輝姫「太陽、今日も元気かなぁ?」
輝姫は小走りで病室へと向かう。
輝姫「あれ…?扉が開いてる…。」
輝姫は不思議に思いながらも、中に入った。
輝姫「太陽、きt太陽「輝姫!!」
輝姫が入った瞬間、太陽は輝姫に抱きついた。
輝姫「へっ?!ちょ、太陽?!///」←パニック中
太陽「輝姫!聞いて!僕、退院の許可が出たんだ!!」
輝姫「ほ、本当?!おめでとう!!」
太陽「イシドさん、僕、今度の試合に出場できるんですよね!!」
輝姫「あっ…。こんにちは。」
輝姫は頭を下げた。
イシド「そのことで担当医と話した。残念だが、次の試合は見送ろう。」
太陽「そんな…。」
輝姫「太陽…。」
イシド「治療に専念するんだ。病気は必ず良くなる。」
太陽「病気とは長い付き合いだし、僕、絶対に無理しませんから!輝姫は僕のこと、分かってくれてるよね?!」
輝姫「わ、私は…、」
輝姫は鞄の持ち手をギュッと握った。
輝姫「私も…、治療に専念した方が良いと思う…。」
太陽「…!!なんで?!前は隠れて、一緒にサッカーしてくれたのに!!」
輝姫「…サッカーは…、元気になってからやっても遅くないと思う…。」
太陽「…本当に変わったね、輝姫。前は僕のことを、一番理解してくれていたのに…。」
輝姫「!!違うの!!私は…、」
太陽「…ごめん。今日はもう帰ってくれるかな。」
輝姫「…!!…分かった…。」
輝姫は病室から駆けだした。
直紀「輝姫!太陽の様子はどうだった?…!!」
直紀は輝姫の顔を見て驚いた。輝姫は泣いていた。
直紀「輝姫…?」
〜別荘〜
帰って来てすぐ、輝姫は自分の部屋に閉じこもった。リュミが心配そうに輝姫に擦り寄る。
輝姫「…ごめん、リュミ。1人にして。」
リュミは寂しそうな顔をしながら部屋から出ていった。
輝姫「知らなかった…。太陽に拒まれるのが、こんなにも辛かったなんて…、」
輝姫の枕は、既に涙でびしょ濡れになっていた。
ティアラ「リュミ、こんな所どうしたの?」
リュミは寂しそうな顔でティアラに擦り寄る。
ティアラ「…輝姫に何かあったんだね?」
ティアラは溜息を吐いた。
ティアラ「マーク、私ちょっと出かけてくる。」
マーク「どこに?」
ティアラ「稲妻総合病院。太陽って子に会いに行ってくる。輝姫が1人で閉じこもるってことは、その子と絶対何かあったんだよ。」
マーク「お前…、相変わらず鋭いな…;」
ティアラはスカイを乗せ、走りだした。
病院に着いた輝姫は太陽の病室を訊いた。
ティアラ「238号室…、ここだ。」
ティアラは扉をノックした。「どうぞ」と声がし、扉を開けた。
直紀「あっ…、ティアラさん!」
太陽「…誰?知り合い?」
直紀「この人の家に、輝姫が居候しているんだ。」
太陽「へぇ…。」
ティアラ「えっと…、君が雨宮太陽君?」
太陽「あっ、はい。」
ティアラ「突然ごめんね。ちょっと輝姫のことで話がしたいんだけど…、良いかな?」
太陽「…はい。」
ティアラは椅子に座った。
ティアラ「まず、幾つか君に質問するね。輝姫のご両親が事故で亡くなったのは知ってる?」
太陽「はい…。お葬式に行きました。」
ティアラ「じゃあ、輝姫がドイツに行ったことは?」
太陽「直にぃから聞きました。」
ティアラ「じゃあ、本人から直接じゃないんだね?」
太陽「はい。」
ティアラ「輝姫がドイツに行ってた3年間のことは知ってる?」
太陽「全然知らないです。」
ティアラ「そっかぁ…。ありがとう。」
ティアラは溜息を吐くと、急に真剣な顔になった。
ティアラ「今から話すことは、君が知らない輝姫の過去のこと…。落ち着いて聞いてくれる?」
太陽「はい…。」
ティアラ「まず、両親の事故について。輝姫のご両親はね、
———輝姫とサッカー観戦に行く途中に亡くなったんだ。」
***
姫佳「次回から輝姫の過去が明らかになります!!えっと…、後書き無しです!!ごめんなさい!!;」