二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス) ( No.496 )
日時: 2012/09/16 22:56
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: uj1WcIuh)
参照: ポケモン小説書きたい!!

第18話「新雲学園VS雷門中(前編)」


輝姫「…。」

ここは、ロシアンルーレットスタジアム前。輝姫は中に入るかどうか悩んでいた。

?「…輝姫?」

後ろから声が聞こえ、輝姫は驚いて振り返った。

輝姫「た、太陽…、」
太陽「…来てくれてありがとう。今日は変装してないんだね。」
輝姫「う、うん…。」

2人の間に沈黙が続く。先に沈黙を破ったのは輝姫だった。

輝姫「あ、あの…、こ、これ…!」

輝姫が差しだしたのはオレンジと黄色のリストバンド。

太陽「これは…?」
輝姫「わ、私が作ったの…。お守り代わりに…。」
太陽「ありがとう。」

輝姫は頬を赤く染めて嬉しそうに微笑み、スタジアムの中に向かった。

〜スタジアム内〜

直紀「輝姫!」
輝姫「直にぃ、お待たせ!」

輝姫は直紀の隣に座った。

直紀「リストバンド、渡せた?」
輝姫「う、うん。」
直紀「そっか。よく頑張ったな。」

直紀が輝姫の頭を撫でると、輝姫は嬉しそうに微笑んだ。

杏樹「…!」
美咲「つきのん、どうしたの?」
杏樹「輝姫が来てる…。」
美咲「Σえっ?!どこどこ?!」
杏樹「あそこ…、直紀さんの隣に座ってる…。」

杏樹は白髪の少女を指した。

美咲「あれが…、きらちゃん…?!学校の時とは全然違う…。」
杏樹「でも…、間違いなく輝姫…。」

雷門ボールで試合が始まった。倉間が攻めあがろうとした途端、砂が動き出した。

直紀「これがデザートスタジアムの仕掛け『流砂』か…。」

新雲のスローイング。太陽が神童を抜く。その前に天馬が立ち塞がる。その時、流砂が起こった。太陽は誰もいない所にボールを蹴り、流砂を突破した。あっという間にDFを抜き、GKと1対1に。

太陽「太陽神アポロ!!」

輝姫「あれが…、太陽の化身…!」

化身シュートが決まり、新雲が先制点を奪った。

輝姫「す、凄い…!!」
直紀「流石が太陽だな…。」

試合再開。太陽にボールが渡り、DFの3人が太陽を止める。太陽がパスを出し相手がシュートするが、三国が止めた。

輝姫「雷門…、流砂に苦戦してる…。」

天馬から信助にパスが渡り、信助が新必殺技「スカイウォーク」で流砂を突破し神童にパス。フォルテシモを打つが、鉄壁のギガドーンに止められてしまう。太陽にパスが回り、太陽神アポロの必殺技「サンシャインフォース」が決まり、2‐0。

輝姫「太陽…、苦しそう…。」
直紀「化身は体力を激しく消耗する…。体にも負担がかかっているはずだ…。」

雷門は信助をGKに、DFに車田が入り試合再開。流砂を上手く利用し、新雲がボールを奪う。太陽にパスが渡り、天馬、雷門DFを次々と突破していく。その時、一瞬動きを止め、仲間にパスを出した。

輝姫「違う…。あれはフェイントなんかじゃない…。」

相手のシュートをパンチングで止める信助。すると今度は、化身を出してきた。化身の必殺シュートがゴールに襲いかかる。

信助「護星神タイタニアス!!」

その時、信助の化身が覚醒しシュートを止めた。

輝姫「化身が覚醒した瞬間なんて…、初めて見た…!!」

神のタクトで一気に攻めあがる雷門中。ハーモニクスが決まり、2‐1。

直紀「どうだ?TVで見るより、迫力があって面白いだろ?」
輝姫「うん!…でも…、」
直紀「…この試合が終わった後、答えが出るさ。」
輝姫「答え…?」

太陽が雷門陣内に切り込む。サンシャインフォースを打つが、信助のマジン・ザ・ハンドに止められた。神童、剣城へとパスが渡る。ロストエンジェルが決まり、2‐2の同点になった。

輝姫「本当に凄い試合…!!見てて全然飽きない…!!」

雷門がペースを掴み、新雲は必至のDF。太陽にボールが回るが、神童がボールを奪い、天馬にパス。天馬がシュートを打つが、大きくそれてしまった。2‐2で前半が終了した。

輝姫「私…、ちょっと太陽に会いに行ってくる!」

輝姫は駆け出した。

輝姫「太陽!」
太陽「輝姫!!」

太陽は控え室に戻る途中だったようだ。

輝姫「…大丈夫?」
太陽「大丈夫だよ!!輝姫の方こそ、大丈夫?…辛くなったら、いつでもスタジアムからでなよ?」
輝姫「…聞いたんだね、私の過去。」
太陽「…!!…ごめん。」
輝姫「…いいよ、いつかは話す積りだったし。」

輝姫は微笑みながらリュミを撫でる。その時、足音が聞こえた。

輝姫「杏樹…。」
杏樹「輝姫…?」

杏樹は不安そうに訊ねる。

輝姫「うん、私は正真正銘の白炎輝姫だよ。」
杏樹「それが…、本当の貴女なの…?」
輝姫「…うん。…変でしょ?特に目とか。色違うもんね。」
杏樹「…どうして?私は凄く綺麗だと思う…。」
輝姫「…!!…ありがとう。」

輝姫は微笑むと、観客席に戻っていった。




***
姫佳「イナゴ編でようやくまともに試合書いた。」←
太陽「うん、今までのは酷過ぎたな。」
輝姫「うん…;」
姫佳「ごめん。私今、イナクロ編が書きたくて仕方ないんだ。太陽がイナクロ出るし!!よっしゃあああ太陽「とりあえず、黙ろうか。」
輝姫「では、コメント待ってます!」