二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス) ( No.57 )
日時: 2012/08/19 17:12
名前: 姫佳 (ID: meZEZ6R0)
参照: 明日は全校登校日!!+部活も((チッ←

第1話「自由を失った姫」


ここは、サッカー大国ドイツ。私は、ドイツの綺麗な街並みの中でサッカーを楽しんでいる子供達を、部屋の窓から覗いていた。

?「フフッ…。皆楽しそう…。」

…あっ、申し遅れました。私は「白炎輝姫」世界第2位の大財閥「白炎家」の令嬢です。4年前、交通事故で両親を喪い、父方の伯父に引き取られました。…でも、伯父は白炎家の財産目当てで私を引き取っただけ。金さえ手に入れば、私のことなんて眼中にない。

?「輝姫!!何やってるの?!」

その時、小母が部屋に入ってきた。

小母「貴女、またサッカーを見てたわね?!」
輝姫「…ごめんなさい…。」
小母「何度も言わせないで頂戴!!サッカーなんていう球遊びは、庶民がやることなのよ?!令嬢の貴女がやっていいことじゃないわ!!」
輝姫「…はい…。」
小母「…分かったのなら、さっさと和室に行きなさい。先生がお待ちかねよ。」

私は小母に一礼し、和室に向かった。


輝姫「つ、疲れたぁ…;」

華道を2時間、茶道を2時間、書道を2時間、計6時間も正座をしていたので、私の足は痺れ切っていた。

小母「輝姫、今すぐリビングに来なさい。」

私は小母と一緒にリビングに向かった。

〜リビング〜

伯父「遅い!!いつまで待たせる気だ!!」
輝姫「ご、ごめんなさい!!」
伯父「…まあいい。座れ。」

私は正座をした。

伯父「今日の午後7時、プラチナホテルのテラスを貸し切ってパーティーを行う。絶対にへまをするな。」
輝姫「…はい。」
伯父「話は以上だ、下がれ。」

私は伯父と小母に其々一礼し、部屋に戻った。

〜輝姫の部屋〜

輝姫「今日もパーティーかぁ…。」

私は溜息を吐いた。パーティーには、もう何回も出席してるんだけど…、人見知りで目立つことが大嫌いな私は、どうしても慣れない。

輝姫「疲れるなぁ…。」

でも、どうせ伯父と小母に無理矢理連れていかれる。私はまた溜息を吐いた。

輝姫「自由なんて…、どこにもないじゃん…。」

私は枕に顔を埋め、そのまま眠ってしまった。


輝姫「ふわぁ…。よく寝た…。」

時刻は5時50分。6時半には家を出るって言ってたから、そろそろ準備しないと…。私はクローゼットを開けた。中には青や紫のドレスが沢山。

輝姫「…今日はこれかな。」

私が選んだのは紫のシンプルなドレス。本当は可愛い色が大好きなんだけど…、小母に子供っぽいから止めなさい、と言われてしまった。

輝姫「…やっぱり似合わないなぁ…。私、童顔だし…。」

紫のハイヒールを履き、髪には紫の花のコサージュ。

小母「輝姫、そろそろ行くわよ。」
輝姫「…はい。」

これから約2時間、私は地獄に耐えなければいけない。小さく溜息を吐き、リムジンに乗った。


〜プラチナホテル〜

着いたのは7時ピッタリ。皆はお喋りをしたり、オーケストラ団体による生演奏を聞いたり、お食事を楽しんでいた。私は伯父と小母と一緒に、招待客の挨拶に回っている。

輝姫「今日はご出席ありがとうございます。楽しんでいって下さいね^^」

はぁ…。作り笑いって疲れる…;;

輝姫「…ん?」

その時、入口の周りに人だかりができていることに気がついた。

伯父「なんだ?あの人だかりは…、」

私達が入口に向かうと、そこには大きなリムジンが止まっていた。その時、運転席から背の高い男性が出てきた。髪は黄土色で、瞳は綺麗なエメラルドグリーン。

輝姫「カッコいい人だなぁ…。…でも、どこかで見たことあるような…?」

男性は助手席の扉を開けた。すると、金髪のショートに赤い瞳をした超可愛い少女が出てきた。…いや、少女ではない。「女性」だ。見た目は私より少し背が高い位で、彼女を中学生と言っても、誰も違和感を感じないだろう。でも、彼女は間違いなく「女性」。

女「なんでここにいらっしゃるの?!」
男「まさか、こんな所で会えるなんて!!」

女性を見た人達は騒ぎ始める。彼女は…、今世界中で話題のデザイナー。

名を「ティアラ・クルーガー」いう。




***
姫佳「1話完成〜!!」
輝姫「ていうか、いきなりティアラ姉出てきたよ?!」
姫佳「出したかったんだ、マークを((キリッ」
太陽「あっ、そっちなんだ。」
姫佳「大人マークはカッコいいと思う。異論は認めn((太陽「はいはい、分かったから。」
輝姫「…で、私いつ日本に戻れるの?」
姫佳「3話には戻れるよ!!では、コメント待ってます♪」