二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス) ( No.72 )
日時: 2012/08/20 18:07
名前: 姫佳 (ID: meZEZ6R0)
参照: 今日は体調が悪いので部活はお休みです。

第2話「運命の出会い」


〜輝姫視点〜

伯父「ティアラ様、ようこそいらっしゃいました!!」
ティアラ「今日は招待して下さり、ありがとうございます。遅れてしまってすみません。」
伯父「気にしないでください!あっ、妻と娘です。」
小母「ようこそいらっしゃいました。今日は楽しんでいって下さいね。」
輝姫「こ、こんばんは…。白炎輝姫です…。」

私は緊張気味に挨拶する。うわぁ…。ほ、本物のティアラさんだぁ!!TVで何回も見かけたけど…、すっごく可愛い!!

ティアラ「こんばんは^^」

わ、笑ってくれた!!まるで天使の笑顔みたい…。私はティアラさんの笑顔に見惚れた。

伯父「では、楽しんでいって下さいね。」

私達はティアラさん達に一礼し、その場を離れた。

ティアラ「あの子…、」

私は夕食を選んでいた。

輝姫「何にしようかなぁ…。」
?「君。」
輝姫「は、はい?…あっ…!!」

私に話しかけてきたのは、さっきティアラさんと一緒にいた男性だった。

?「俺達と一緒に夕食食べないか?」
輝姫「えっと…、」
伯父「輝姫は人見知りが激しいんです。すみませんが、お引き取り願いますか?」
?「俺は貴方に訊いてるんじゃありません。輝姫、君はどうしたい?」
輝姫「わ、私は…、」

いつもの私なら断っていた。何故なら、伯父に殴られるから。でも、今回だけは違った。

輝姫「わ、私で宜しければお願いします!!」
伯父「輝姫!!」

気がつけば、勝手に口が動いていた。

?「じゃあ行こう。」

私は男性とティアラさんがいる所に向かった。

ティアラさんは、一番奥のテーブルに座っていた。

ティアラ「いらっしゃい!」
輝姫「お、お招き頂きありがとうございます!!」
ティアラ「そんなに畏まらないで。とりあえず、座りなよ。」
輝姫「は、はい。」

私は椅子に座った。

ティアラ「それじゃあ、改めて自己紹介だね。私は『ティアラ・クルーガー』、デザイナーやってます☆」
輝姫「し、知ってます!!私、ティアラさんの洋服大好きで、何着も持ってます!!」
ティアラ「本当?!嬉しいな〜!!」
ティアラ「あの、10年前のFFIにコトアール代表として出場してましたよね?!」
ティアラ「知ってるの?」
輝姫「はい!!決勝戦のイナズマジャパンとの対決、すっごく感動しました!!天使の太陽(エンジェル・サンシャイン)、凄かったです!!」
ティアラ「必殺技まで知ってるんだ!!」
輝姫「はい!!双子の妹『ラティア・クラリス』さんとの直接対決…!!ファンにはたまらない一戦でした!!それに、ユニコーンの元エースストライカーでもあるんですよね?!異名が『太陽の天使姫(エンジェルプリンセス』!!すっごくカッコいいです!!」
ティアラ「随分と詳しいんだねw」

ティアラさんは可笑しそうにクスクス笑った。

輝姫「Σ…ハッ!!す、すみません…///」

うぅっ…。私、10年前のFFIのことになると暴走しちゃうんだよね…;

ティアラ「彼もね、FFIの選手だったんだよ!」
輝姫「Σえっ?!そ、そうなんですか?!」
?「初めまして。『マーク・クルーガ』だ。宜しくな。」
輝姫「えぇっ?!マークさんって、アメリカ代表ユニコーンのキャプテンだった方ですよね?!」
マーク「ああ。」
輝姫「イナズマジャパンとの一戦、見ました!!本当に凄かったです!!感動しました!!あっ、ユニコーンって注目選手、沢山いましたよね!!マークさんにディランさん、一之瀬さんに土門さんに…、」
マーク「本当に詳しいんだなw」
輝姫「Σ…ハッ!!す、すみません…///」

またやっちゃった…><

ティアラ「でも、驚きだよね!10年前って、まだ3歳だよ?」
マーク「確かに、ここまで覚えてるって凄いな…。」
輝姫「私、ライオコット島に家族で見に行ったんです。それからサッカーにハマって…。でも私、すっごくドジだから、サッカーをやる勇気がなくて…。始めたのは6歳からなんですけどね。」

それから私達は、夕食を食べながら色んな話をした。FFIのこと、アメリカのサッカーのこと…、興味深い話が聞けて凄く楽しかった。ティアラさんもマークさんも凄く優しくて…、とても親しみやすかった。

輝姫「あっ…、私、そろそろ戻らないと…。」
ティアラ「待って。」
輝姫「えっ?」
ティアラ「輝姫、私達と一緒に日本に行かない?」
輝姫「…えええっ?!」

私は突然のことで、頭が混乱した。

輝姫「ご、ごめんなさい…。伯父様達が絶対に許してくれないので…、行けません…。」
ティアラ「私は輝姫に訊いてるの。」

ティアラさんの瞳は、凄く真剣だった。

ティアラ「貴女を見た時、すぐ分かった。あの人達から虐待されてるんだって…。」
輝姫「!!」
ティアラ「だから、私は貴女を救いたい。輝姫、貴女自身の意見を聞かせて?」
輝姫「い、行きたい…!!日本に帰りたい…!!もうこんな生活、やだ…!!」

気がつけば私は、その場に座りこんで泣いていた。

ティアラ「今までよく頑張ったね。もう我慢しなくていいよ。」

ティアラさんは、私の頭を撫でてくれた。

ティアラ「じゃあ行こうか!!」
輝姫「…えっ?!今すぐですか?!」
ティアラ「うん!ばれたら不味いっしょ?」
輝姫「それはそうですけど…、」
ティアラ「大丈夫!!私に任せて!!」

私はティアラさんのリムジンで空港に行くことになった。




***
ティアラ「皆〜!!ひっさしぶり〜!!ティアラ・クラリスことティアラ・クルーガーだよ!!」
姫佳「結婚して名字変わりましたw」
輝姫「私…、本当に日本に行けるのかなぁ…?」
姫佳「行けるも何も、次回は日本に着いてるよ?」
輝姫「Σえぇっ?!」
姫佳「では、コメ待ってます!!」