ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第２５話「ホーリーロード遂に決着！！」


雷門ボールで試合再開。剣城が攻めあがる。そこに、２体の精鋭兵ポーンが立ち塞がり、ボールを奪う。が、すぐに剣城が取り返し天馬にパス。天馬が攻めあがるが、相手の化身に止められてしまう。相手の化身シュートを信助が止め、浜野、速水とパスが繋がる。速水がボールを奪われ、相手がシュートを打つが、ＤＦの４人が止めた。

輝姫「凄い…！！」

剣城、天馬、錦、輝へとパスが回る。エクステンドゾーンが化身を破り、ファイアトルネードＤＤが決まり４‐３。

ティアラ「おっ、４‐３かぁ！雷門、結構頑張ってるじゃん！！」
マーク「だが、後半も残り僅かだ。逆転は難しいぞ…。」
ティアラ「…大丈夫だよ！！なんたって、守達の後輩だもんね！！」

ティアラはニコッと笑った後、溜息を吐いた。

ティアラ「それにしても、信じらんない…。急に会議入るとかあり得ないし！！」
マーク「間に合ったんだからいいじゃないか。」
ティアラ「そうなんだけどさぁ…。」

速水と浜野が一乃と青山と交代し、試合再開。狩屋がハンターズネットでボールを奪い、天馬にパス。そよ風ステップで相手を抜き、一乃にパス。一乃と青山がブリタニアクロスで相手を抜いた。一乃から錦にパス、伝来宝刀が決まり４‐４の同点。

太陽「同点だ！！」
輝姫「後１点…！後１点で逆転できる！！」

車田が相手からボールを奪い、天馬、剣城へとパスが繋がる。デスドロップＧ３、真マッハウィンドのシュートチェインが決まり、５‐４で逆転。その時、試合終了のホイッスルが鳴り響き、雷門中がホーリーロードを制した。


響木によってフィフスセクターは解散し、サッカーは昔のように自由になった。雷門はスタジアムに残り、サッカーをしている。輝姫達は、太陽を病院に送る為、先に帰ったようだ。

ティアラ「守〜！！修也〜！！」
円堂・豪炎寺「「ティアラ！！マーク！！」」
ティアラ「久しぶりだね！！」
マーク「元気そうだな。」
円堂「なんだよ？！いつ日本に来たんだ？！」
ティアラ「ホーリーロード全国大会が始まる少し前！だから、結構前だねｗ」
豪炎寺「試合、見に来てくれたのか？」
マーク「ああ。まぁ、ティアラに急な仕事が入って後半しか見れなかったけどな。」
ティアラ「そうなんだよ〜！！酷いと思わない？！」
円堂・豪炎寺「「＾＾；」」

ティアラは試合が最初から見られなかったことが、余程悔しかったらしい。

円堂「…あっ！そうだ！ティアラに紹介したい奴がいるんだ！輝〜
！！」
輝「どうしたんですか？円堂監督？」
ティアラ「彼が紹介したい子？」
円堂「ああ。『影山輝』だ。」
ティアラ「えっ…？！影山って…、まさか…！！」

円堂は静かに頷く。

マーク「ティアラ…。」
ティアラ「…、」
円堂「輝、彼女はティアラ。影山零冶の義理の娘だ。」
輝「えっ…？！伯父さんの…？！」

輝も驚いて目を見開く。ティアラは観客席から飛び下り、輝の傍に駆け寄った。

ティアラ「…初めまして、ティアラ・クルーガーです。もう１人のパパ…、零冶さんは、私にサッカーを教えてくれた恩人なんだ。血は繋がってないけど…、本当の父親みたいに凄く優しくしてくれて…。このペンダントも、パパが亡くなる直前にくれた宝物なの。」

ティアラは少し悲しそうな笑顔をして、影山のことを話した。

ティアラ「…だから、君にはパパが愛したサッカーをこれからも続けてほしいな！」
輝「はい！僕、頑張ります！！」
ティアラ「あっ、そうだ！」

ティアラは鞄からサッカーボールを取り出した。

ティアラ「これ、パパがくれた物なの。少しボロボロだけど…、使ってくれる？」
輝「Σえっ？！そ、そんな大事な物貰えません！！」
ティアラ「君に使って貰いたいんだ。影山の血を受け継ぐ、君にね。」
輝「ほ、本当に良いんですか…？」
ティアラ「うん！！きっと、パパも喜んでくれるよ！！」
輝「ありがとうございます！！僕、大事にします！！」

輝はティアラからボールを受け取り、天馬達の所へ戻って行った。

マーク「…良かったのか？」
ティアラ「うん。あれは、私よりあの子が持つべき物だと思うから。」

ティアラはそう言い、天馬達を見つめた。綺麗な夕日が、彼等を照らしていた。




＊＊＊
姫佳「遂に決勝戦決着〜！！やった〜！！」
輝姫「ホーリーロード編も最終回に近付いてきましたね！」
姫佳「つか、後２回で終わるけどねｗ」
太陽「次回は、いよいよ輝姫が復活！！」
輝姫「が、頑張ります！！」
姫佳「とりあえず、ティアラと輝を絡ませられて良かったです！ティアラと輝は影山で繋がっているので、最後の方に絡ませたいな〜ってず〜っと思ってたんです！！いや〜、良かった良かったｗ」
輝姫「では、コメント待ってます♪」