二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス) ( No.959 )
- 日時: 2012/10/21 15:43
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: DNzgYQrN)
- 参照: 今週はいよいよ文化祭!!
第26話「輝姫の力」
ホーリーロードから数週間経ったある日、サッカー塔に見慣れない人物がやってきた。白髪のロングに、水色と黄色のオッドアイをした小柄な少女だ。
?「い、1年の白炎輝姫です!!」
1年「「「えええぇぇぇっ?!」」」
美咲「嘘っ?!本当にきらちゃん?!」
葵「その髪と瞳、どうしたの?!眼鏡もかけてないし…。」
輝姫「こっちが本当の私なので…。」
信助「凄〜い!!オッドアイだよ!!」
天馬「ていうか、超可愛い!!」
皆は物珍しそうに輝姫を見つめる。そこに、狩屋と杏樹が立ち塞がった。
狩屋「ストーップ!!同じクラスなのに、輝姫の性格忘れたの?」
1年「「「あ;」」」
杏樹「輝姫…、凄く怯えてます。」
美咲「ご、ごめんね!!珍しかったから、つい…;」
?「皆、何騒いでるの?」
そこへ、監督の円堂と顧問の春奈が来た。
円堂「輝姫じゃないか!…ん?輝姫がサッカー部に来たってことは…!!」
輝姫「入部希望です!」
円堂「やっぱりそうか!!ティアラから話は聞いてる。これから宜しくな!!」
輝姫「はい!宜しくお願いします!!」
こうして、輝姫はサッカー部に選手として入部した。
円堂「輝姫、まずはお前の実力を見せてくれないか?」
輝姫「あっ、はい!」
ルールは天馬と剣城を抜き、信助からゴールを奪うというもの。
葵「監督…、どうしてあの3人を?」
円堂「ティアラから頼まれたんだ。輝姫の実力を見る時は、化身使いを選んでくれってな。」
美咲「でも…、きらちゃん、化身使えないんじゃ…。」
天馬「監督に化身出せって言われたけど…、本当にいいのかな…?輝姫、化身使えないのに…。」
剣城「監督にも、何か考えがあるんだろう。」
ホイッスルが鳴った途端、天馬が化身を出した。
輝姫「Σ?!」
天馬の行動に、全員が驚く。
天馬「輝姫、行くよ!!」
天馬が輝姫に突っこんでくる。
輝姫(これが化身…!!凄い迫力…!!こんなのに、勝てるわけない…!!)
天馬が輝姫の真ん前まで来た。輝姫は反射的に目を瞑る。
天馬「うわぁっ!!」
その時、天馬が後方に飛ばされた。
輝姫「…えっ?」
輝姫は驚いて目を開ける。
輝姫「な、なんで…?」
剣城「輝姫…、お前、化身を…!!」
輝姫「えぇっ?!」
剣城の言葉につられて上を見上げると、白いドラゴンが。
輝姫「ええええぇぇっ?!」
輝姫の叫び声がグラウンドに響く。
信助「天馬!大丈夫?!」
天馬「うん…。それにしても、吃驚したなぁ…。輝姫、いきなり化身を出すんだもん…。」
輝姫「天馬!ごめんね!私、化身を出す積りなんてなかったんだけど…、」
天馬・信助「「えぇっ?!」」
美咲「な、何がどうなってるの…?!」
杏樹「…確かに、輝姫には気を溜めている様子は見られなかった…。」
神童「じゃあ、一体どうやって…?!」
見ていた選手達も混乱しているようだ。
音無「監督…。」
円堂「…とりあえず、ティアラに連絡しよう。」
数分後、ティアラとマークが来た。円堂は先程のことをティアラ達に話す。
ティアラ「…輝姫!そのボール、貸して!」
輝姫「う、うん!」
輝姫からボールを受けとったティアラは、グラウンドに出た。そして、輝姫から少し離れた所に立つ。
輝姫「ティ、ティアラ姉…?」
ティアラ「真セイクレッドファイア!!」
真っ赤な炎を纏ったボールが、輝姫に向かってくる。輝姫は凄まじい威力に圧倒され、目を瞑った。…が、いつまで経っても痛みは来なかった。輝姫は恐る恐る目を開ける。
輝姫「…!!」
目の前にいたのは、先程現れた白いドラゴンだった。
ティアラ「…思った通り、現れたね。輝姫の化身。」
輝姫「えっ?」
ティアラが輝姫にボールを渡した途端、ドラゴンは姿を消した。
ティアラ「化身は普通、選手が気を溜めて出すもの。でも、輝姫の化身は普通とは少し違う。」
天馬「どういうことですか?」
ティアラ「輝姫の化身は、輝姫の身に危険が迫ると輝姫を守る為に出てくるんだ。」
杏樹「だから、輝姫には出す積りがなくても勝手に出てきたんですね。」
ティアラ「そういうこと!」
美咲「じゃあ、どうして今までは出てこなかったんですか?」
ティアラ「多分、輝姫がサッカーから離れていたからじゃないかな。違うとはいっても、化身に変わりはないから、サッカーへの思いがなければ出てこないってことじゃないかな。」
輝姫「私の中に、化身が眠っていたなんて…。」
天馬「俺達みたいに、普通に化身を出すこともできるんですか?」
ティアラ「多分ね。輝姫、やってみて。」
輝姫「う、うん。」
輝姫は気を溜める。
輝姫「白陽ポケモンレシラム!!」
輝姫がそう叫ぶと、先程の白いドラゴンが姿を現した。
美咲「真っ白で綺麗…。」
杏樹「白陽ポケモンレシラム…。」
輝姫「レシラム…、私の化身…。レシラム!!これからも宜しくね!!」
輝姫が微笑むと、それに応えるかのようにレシラムの表情が優しくなった。
***
姫佳「輝姫がサッカー部に入部!!そして、化身を出しました〜!!」
太陽・天馬「「ちょっと待った———!!」」」
姫佳「えっ?何?」
太陽「あれ、ポケモンだよね?!」
姫佳「うん。」
天馬「なんでパクってんの?!」
姫佳「考えるのが面倒だったから☆」←
輝姫「そ、そんなので良いの…?;」
姫佳「良いんだよ!!さて、次回はいよいよ最終回です!!では、コメント待ってます!!」