二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: SKETDANCE 二次 ( No.35 )
日時: 2012/10/08 00:18
名前: ぴーち ◆gZYpD2nS.I (ID: sA8n45UA)  

*相合い傘③*
†ヒメコ視点†

 何やかんやで、もうすぐアタシとボッスンの帰路は分かれてしまう。

「んじゃ俺ん家近いから。ほい、傘」

そう言うてボッスンはアタシに傘を持たした。
………って!手!手触っとる!

「……いやいや!ボッスン濡れるやないか!いくら近い言うても…」

「大丈夫だって。つか、お前の方が濡れたらヤバイんじゃね?」

「は?」

アタシは意味が分からんくて、聞き返した。

「濡れたら透けんじゃねーの?」

「なっ」

アタシは一気に赤面した。耳まで。

「そ、そゆこと躊躇いなく言うなやデリカシーなし男!!」

「へぶし」

アカン、思わず殴ってもうた!
 いや、でも今のはボッスンが悪いんやし、せ、正当防衛や!アタシは何も悪ない!!

「………ほな、風邪ひかんよう気いつけてな…」

「いてて…手加減しろよな…また明日。お前こそ風邪ひくなよ」

そうして、ボッスンは走って帰ってった。


—後日談—

「あれ?ヒメコどうしたんだ?」

「おはようボッスン。ヒメコちゃん、風邪だって聞いたけど…」

「おう、キャプテン。何だ?そんな濡れてなかったはずなんだけどな…」

『(゜∀゜)ニヤニヤ』





「うう〜ホンマありえへん!恥ずかしくて倒れるてアホやんアタシ!」