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＊Happy Birthday【yuusuke&sasuke】⑥＊

ボ「ただいまー」

茜「おかえり。……いらっしゃい」

椿「おじゃまします。あの、これつまらないものですが」

茜「あら！ありがとう。でも来る度にお土産とか持ってこなくても良いのよ？」

椿「いえ、そう言うわけには———」

ボ「何してんだよ。早く上がれって」

茜「そうね。亮輔と波瑠も会いたがってるわ」

椿「………はい」

チーン…

椿（お母さん、誕生日おめでとう。お父さんもお久しぶりです）

ボ（波瑠母ちゃん、誕生日おめでとう。父ちゃんも久しぶり）

茜「……ありがとう。それから２人とも」

ボ・椿「……………」

茜「誕生日、おめでとう」

椿「ありがとうございます」

茜「さ、２人とも夕飯まで部屋で待ってて。今から作るから。佑助、あとでビデオの準備しといてくれる？」

ボ「へーい。んじゃあゲームでもやるかぁ」

椿「君は本当にゲームをたくさん持っているんだな」

ボ「んなことねえって。お前が天然記念物なだけだ」

椿「なっ……！人のことを天然記念物呼ばわりするんじゃない！」

ボ「いやいや、だって子供の頃に図鑑って…」

椿「ええい！その哀れむような目をやめないか！！」


茜「………クスッ」
（ねえ、波瑠。２人とも、相変わらずケンカばかりだけど、前より仲良くなったと思わない？やっぱり兄弟なのね。なんだか微笑ましいわ）





（誕生日おめでとう、波瑠。亮輔も祝ってくれるわよね）