二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【スマブラX小説】The Promise ( No.66 )
日時: 2012/10/14 04:31
名前: SHAKUSYA ◆fnwGhcGHos (ID: ptFz04.o)
参照: 第四篇/Let's Cooking! & Fight!(サァ “大乱闘” イタシマショウ)

 「遅刻組はお代わりする権利などなぁぁぁあああい」
 「去れ音速ハリネズミがぁぁぁぁぁあああ」
 「Wait! Wait wait wait wait! オレはただ通ろうとしただけだぜ!?」
 「問答無用ッ! この戦場からぁ——去れぇぇぇぇええええッ!!」
 「NOOOoooooAaaaaa……」
 部外者も巻き込み、お代わり合戦はまだまだ続く。
 「全く」
 また頭を抱え、オリマー隊長は紫ピクミンばかりを十匹ほど傍に集めると、マスターハンドを此処に連れて来てやってくれ、とだけピクミンに声を投げた。そう言えば存在を忘れていた、と視線を巡らせて見れば、マスターは大黒柱の所でぶっ倒れているではないか。
 「すまない……」
 ずるずると紫ピクミンに引っ張ってこられたマスター、意識はあるみたいだけども、指一本動かせる状況ではないようだ。オリマー隊長もそんなことは慣れっこと言わんばかりの飄々とした体。事情を知らない私は、マスターがただの軟弱者にしか見えない。
 「体力ないんですね、マスターさん」
 「そんなこと言わないでくれ……確かに、終点以外では力の制御も下手だが……」
 床に伸びたまま、私の声にマスターは憔悴しきった声で答える。本当に動けないようだ。あまり何か言わせるのも可哀想なので、私はマスターの言葉に適当な生返事をして、戦場と化したリビングから一旦離れた。

To be continued...

ソニックの受難。遅刻組なので吹っ飛んでいただきました。
創造神はもう、何も言うまい。