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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: デュエルマスターズ カミカゼ伝 ( No.48 )
- 日時: 2012/10/12 21:22
- 名前: タク (ID: 39RfU1Y2)
第六話
テツヤのターン。
「3マナで【シンカイドーベル】召喚!ターン終了だ。」
テツヤの相手をしているのは、細身の男だ。さっきの発言と、マナゾ
ーンの文明・闇からして、最近登場した闇エンジェル・コマンド使いで
あろう。ただし、この種族は、コストが少々重いため、序盤は違う種族
の軽量クリーチャーで攻めるだろう。テツヤは、これまでの経験から、
そう感づいていた。
「俺のターンだ!2マナで、【奪い去る者 ザビ・フライ】召喚!こい
つは、破壊されたら相手の手札を破壊するんだぜ!」
テツヤの反応は、「あ、そ。」と素っ気なかったが・・・。
「まだだぜ!ガキめ、この呪文を喰らいやがれ!【デッドリー・ラブ】
を手札から使用!効果で、ザビ・フライを破壊!」
こんどのテツヤは動揺していた。手札破壊は、テツヤが最も嫌う戦略
だ。なぜなら、自身の切り札がまだ、”手札”の段階で墓地行きになっ
てしまうからである。
「さらに、お前のムルムルと手札も破壊だァァァ!」
「覚えてろ、ガリオヤジ!くっそお・・・。手札が・・・!」
一方、シントは・・・。
「このオヤジ、超次元呪文使ってきやがった!」
「HAHAHA!【超次元 シャイニー・ホール】の効果で、【光器セイ
ント・アヴェ・マリア】をバトルゾーンに!ターン終了!」
「だけど、こいつが来たらオシマイだぜ!俺のターン!出てこい!召喚
!【鬼カイザー『滅』】召喚!効果で、マリアを破壊するぜ!」
『滅』の効果は、登場時に相手のサイキック・クリーチャーを1体破
壊するのだ。
「ぐぅぅ!ガキがァァァァァァァ!」
「さらにこいつは、召喚酔いしない!W・ブレイク!」
「くっそぉ!やられたァ!!!」
「ターン・エンド!」
男達は、次第に追いつめられていく。しかし、まだゼニスは現れてい
ない・・・。
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