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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ダンボール戦機W】バン×ハルと失われた過去 ( No.325 )
- 日時: 2012/10/24 21:03
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
(ストーリーモード:バン)
その頃、自宅にいた俺はハルと一緒に佇んでいた。
電話の向こうから微妙な物音が聞こえたので、俺はすぐに叫んだ。
「おい、優雅?」
まさか、さっき聞いた物音は・・・もしかして、犯人らしき人物にやられて意識を失ったのか?
そう思いながら、優雅たちの身に何かあったのだと察する。
「どうした、優雅!?」
もう1度、試しに呼びかけてみた。まったく反応しないということは、やっぱり意識を失ってしまっているということになる。
『おまえが・・・山野バンだな?』
不意に電話の向こうから聞き覚えのない声がした。
その声を聞いた瞬間、嫌な予感がしそうでならなかった。
「そうだけど・・・おまえは誰だ?」
俺は訝しげに顔をしかめながら、疑問を投げかける。
いったい、何者なんだ?
『キラード団だ』
キラード団って・・・何なんだよ、こいつら!
リンと優を攫ったのも、優雅たちを気絶させたのも・・・全てはこいつらの仕業なのか?
「おまえたちがリンたちを誘拐したのか?」
『そういうことさ。あの2人のガキを取り返してほしければ、俺たちが出す暗号を解いてもらおうか?』
その言葉を聞いた瞬間、ハルと顔を見合わせる。
「暗号って言われても・・・・・・」
「ああ、あの時と似てるな」
去年の事件と酷似しているけど、その謎とやらを解いてやるしかなさそうだ。
ハルは俺を見て、無言で頷く。
「分かったよ・・・その暗号とやらを解けば、リンたちがいる場所に行けるんだろ?」
『そういうことだ、察しが良いな』
そんなことで褒められても嬉しくない。
そう思いながら溜息をつく。
「分かったよ、その暗号を解いてやるよ」
仕方がない・・・ヤツらの要求を飲んで暗号を解いてやることにした。
キラード団が出す暗号の問題とはいったい?
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