二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ コラボ作品 ( No.71 )
日時: 2013/01/19 20:23
名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)

ありがとう!じゃあさっそく・・・。




 本編では死にました元殲滅者こと、天ケ瀬鬼灯はモデルと言われている美男美女の黄瀬家に遊びに来ていたはずなのですが・・・。

「だーかーらー!!ちょっと遊びに行くって言ってるだけでしょう!?」
「ダメっすよ!!水蓮は美少女なんだから、そこら辺の男にさらわれたらどうするんスか!?」
「ルーチェさんが対処してくれるわよ!!」
「頼っちゃダメっす!!」

 ん〜!!と、黄瀬と水蓮は睨み合いをしていた。
 だが、鬼灯はずずっとお茶を飲み干す。

「あ、あの。黄瀬さん。遊びに行く程度でしたら何も問題ないかと・・・。」
「ダメっすよ!!もう5時ッス!!暗いッス!!」

 断固拒否する黄瀬。
 暗いといっても夕焼け程度なのだが。

「あーもう!!だったらすぐ帰ってくるから!!」
「ダメっす!!そう言う考えが事件を引き起こすんスよ!?」
「涼兄は刑事ドラマの見すぎ!!」
「水蓮は黙って俺の言うことだけ聞いてればいいんスよ!!」

 黄瀬が言い終わった瞬間、鬼灯はダンッとテーブルを思い切りたたいた。

「…黄瀬さん。さっきの言葉はいただけません。」
「え?何ッすか!?」

 若干黄瀬は苛立ちながら言った。

「水蓮はあなたの人形じゃないんです!!他人に束縛された生き物ほど悲しいものはありません!!」
「ルーチェさん・・・!!」

 凛とした鬼灯の物言いに水蓮は感動した。

「い、いくらルーっちが言っても俺はぜ、絶対に引かないッス!!」

 なぜか今回黄瀬はひかない。

「…分かりました。決闘で決めましょう。」
「・・・決闘?何でっすか?」
「・・・レンガを指で開ける競争です。」
「それ世界で何人出来るんスか!?」
「あ〜!だったら私作った!」

 水蓮はおみくじみたいな紙が入った箱を黄瀬に差し出した。

「…なんスか?これ。」

 箱に入った紙をめくると・・・。



 『殴り合い』
 と、書かれていた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
「…決まりですね。」

 パアンッ!と鬼灯は拳を思い切り合わせた。

「え!?ま、待つッスよ!完璧、おれ、不利じゃないッスか!!」
「おみくじで決まったのよ!覚悟して涼兄!!」
「・・・加減はします。」
「助けてえーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」




 どうなる!?黄瀬!?