二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ ー7+1色のキセキー ( No.68 )
- 日時: 2012/11/17 17:29
- 名前: ココロ# (ID: WzT3Lj.p)
「それはズバリ恋よ!」
「ふへ?」
放課後、桃井さんにこのことを話したら、こんなことをいわれた。
恋?
KOI?
コイ?
ああ、来いか。
「LOVEだよ!L・O・V・E!!」
「・・・」
ぱちくり、ぱちくり、とまばたきをして沈黙。
そしてーーー
「・・・・・!?」
はい?私が?黄瀬に?恋?
「きーちゃんみてるとドキドキするんでしよ!?や〜こなたちゃんにもそんな季節が〜。」
「//////////(ブンブン)」
首を振って否定。
「いやいや、それは恋だよ!じゃあじゃあ今きーちゃんの顔想像してみてよ!」
いわれたとうりに黄瀬の顔を想像してみた。
笑っている黄瀬
バスケしている黄瀬
あくびしてる黄瀬
その他いろいろ・・・。
「////////////////!!!!!!」
「かわ〜いい〜こなたちゃんゆでたこみた〜い。」
自分の匠な想像力が今だけうらめしい。
「そうと決まれば、明日、告白しちゃおー!」
「・・・しません!」
「ん〜クッキーとか渡して〜。」
・・・聞けや。
「よしっ!こなたちゃん!今から私の家でクッキー作ろ!」
「・・・」
・・・もうどうにでもなれ。
チーーン
クッキーがやける音。
パカッ
桃井さんが覗く音。
「あ〜。また失敗だ〜!」
かれこれもう10回はやってる気がする。
「・・・桃井さん。それ、レシピ間違ってんじゃ・・・。」
「え?そんな訳・・・え?だって、まず塩酸とレタスと水を混ぜてーーー」
「私が一人でやります。」
で次のは成功した。
「じゃ、こなたちゃん、頑張って。」
・・・しないってば。告白なんて。
最悪なことに帰り道で黄瀬と会ってしまつた。
「こなたっち?やっほ〜!」
「・・・黄瀬・・・」
「クッキー・・・スか?それ?」
「え・・・ああ。うん。なんで分かったんですか?」
「いいにおいがしたからッス!」
「焼きたてだからかな?」
「え?手作りスか?」
「うん・・・そう。」
「そっスか〜。腹減ってきたス〜。」
「あ・・・」
あげる、って言おうとしたら、
「じゃあ、また明日っス〜」
「・・うん。」
黄瀬がさった後、私はニヤけてしまった。
黄瀬と話して、うれしい。うれしかった。
もうそろそろ言い訳はできない。
黄瀬が、好きだ。
気づいてしまった、この真実。