二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.14 )
- 日時: 2012/10/29 12:04
- 名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: DNzgYQrN)
- 参照: 文化祭の振り替え休日で月・火お休み☆
プロローグ「始まりの悪夢」
サワサワと心地良い風が、私の頬を撫でる。辺りは一面野原で、周りに建物は一件もない。
———こんな場所、知らない。
———でも、私はこの場所を知っているような気がする。
私が考え事をしていたその時、後ろに人の気配を感じた。振り返ると、そこには4、5歳位の少女が黒髪を靡かせて立っていた。
輝姫「貴女は誰?」
私の質問に、少女は答えなかった。
輝姫「君、この場所知ってる?私、初めてここに来たんだけど…。」
私は少女と同じ目線になるように屈み、そう訊ねた。
「…サッカー好き?」
輝姫「…えっ?」
少女から出た言葉は、質問の答えではなかった。
「貴女は、サッカー好き?」
輝姫「う、うん…。」
私は戸惑いながらも、少女の質問に答える。
「じゃあ、貴女は誰にサッカーを教えて貰った?」
輝姫「えっと…、幼馴染みの男の子に教えて貰ったの。」
どうしてそんなことを訊くのだろう、と疑問を抱きながら私は答えた。
「その男の子って…、雨宮太陽?」
輝姫「そうだけど…。どうして君が知ってるの?」
私はこの子のこと知らないし…、もしかしたら太陽の知り合いかな?
輝姫「もしかして、太陽の知り合い?」
「…本当に、太陽が貴女にサッカーを教えたの?」
輝姫「えっ?」
「貴女にサッカーを教えたのは、本当に太陽なの?」
少女の声が低くなり、背筋が凍りつく。
輝姫「う、うん…。」
私は恐る恐る頷いた。…が、それが間違いだった。
輝姫「?!」
少女はいきなり私に襲いかかってきた。
輝姫「うっ…、」
少女は私の首を思い切り締める。まるで、私に恨みを抱いている様に。
輝姫「や、やめ…、」
少女を振り払おうとすると、少女の手に力が込められた。
———苦しい…。息ができない…。これが本当に、子供の力?
———誰か…、助けて…!!
意識が朦朧とする中、私は心の中で叫んだ。
———助けて!!!
その時、私はハッと目覚めた。そこは、私の部屋だった。
***
姫佳「遂に始まりました!イナクロへn((蹴by太陽」
太陽「お前はプロローグで輝姫を殺す気か!!(怒)」
姫佳「んな訳ないじゃん!!つか、主人公死んだらこの話終わるじゃん!!」
天馬「その主人公に死亡フラグ立てかけた奴はどこのどいつだよ!!」
輝姫「ほ、本当に死ぬかと思った…;」
姫佳「んな事本当にするか!!;」
輝姫「で、では、コメント待ってます!!」