二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.180 )
- 日時: 2012/11/25 17:02
- 名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
- 参照: 親が仕事でいないので小説更新しちゃいました☆←
第8話「ユニコーンVSプロトコル・オメガ(前編)」
ラティア「ティアラ、マーク、さっさと帰るわよ。」
ラティアは何事もなかったかの様に、淡々としていた。
「あっ!!ティアラとマーク、見つかったんだね!」
そこへ、アイガードをした少年が駆けてきた。
ティアラ「ディラン!もしかして、ラティアを追いかけてきたの?」
ディラン「まあね。」
その時、辺りが赤い光に包まれた。
ティアラ「ここって…、家?!えっ?!ちょ、何で?!」
そこは、クラリス家のサッカーグラウンドだった。
アルファ「これから、お前達には我々と試合をして貰う。」
ラティア「試合…?」
「あーっ!!やっぱり!!」
そこに茶髪の少年少女がやって来た。
「もう!!帰って来てたなら教えてよ!!」
ティアラ「ここ!一哉!何でここに?」
一哉「急に騒がしくなったから、気になって来てみたんだ。…ところで、彼等は?」
ラティア「さぁ?あのジャージを着てる子達は、日本人みたいだけど…。…話が逸れたわね。試合ってどういう事?」
輝姫「彼等は、サッカーを消そうとしてるんです!!」
ラティア「貴女は…?」
輝姫「白炎輝姫と言います。信じられないかもしれないですけど…、私達、未来からやって来たんです!!」
全「「「未来?!」」」
天馬「本当何です!!俺達、サッカーを守る為にこの時代にやって来たんです!!」
輝姫「お願いします!!皆さんの力を貸して下さい!!この儘じゃ…、サッカーが消えてしまうんです!!」
雷門イレブンは全員、頭を下げた。
ここ「どうするの?」
一哉「どうするって言ったって…、」
ディラン「いきなりそんな事言われてもね…。」
マーク「ラティア…。」
ラティアは少し考えた。
ラティア「ここ、全員分のドリンクとタオル、それとノートを持ってきて。」
ここ「えっ?」
ラティア「ちょっと着替えてくるから、貴方達はアップしてて。」
輝姫「えっ?それじゃあ…!」
ラティア「何してるの?早くしないと、試合が始まるわよ?」
ラティアはそう言うと、更衣室に向かった。
杏樹「これって…、私達の事、信じてくれたって事ですよね…?」
神童「ああ…。」
信助「という事は僕達、ユニコーンと一緒に試合するって事だよね?!」
天馬「ああ!まさか、夢にも思わなかったよ!!」
ここ「ラティア!どういう事?!明日はFF決勝なのよ?!もし、でも怪我したら…!!」
一哉「それに、彼等が未来から来たって…、」
ラティア「色々気になる事もあるけど、まずは試合よ。」
ラティアはグラウンドに向かった。
ディラン「マーク、良いのかい?」
マーク「俺はラティアを信じる。」
ここ「マーク…。」
マーク「キャプテンはあいつだ。それに、あいつの意見はいつも正しいじゃないか。」
ティアラ「私も!!それに、未来から来た子達とサッカーできるなんて、二度とないチャンスだよ!!」
一哉「確かに、それもそうだな!」
試合が始まった。プロトコル・オメガがいきなり攻め上がってくる。
ラティア「へぇ…。結構やるじゃない!明日戦う相手よりも、楽しませてくれそうだわ!」
その時、輝姫がボールを奪った。
輝姫「ラティアさん!」
輝姫からラティアにパス。そこに、アルファが立ち塞がった。
アルファ「天空の支配者鳳凰!!アームド!!」
ここ「あれは何?!」
美咲「化身アームドです!」
ここ「化身アームド…?!」
杏樹「化身を鎧の様に纏う事ができるんです。化身っていうのは、優れたサッカープレーヤーの気が形になったものです。」
ここ「これが…、未来のサッカー…!!」
ラティア「…へぇ、面白い事やってくれるわね。それ、真似させて貰うわ!」
その時、ラティアの背後にオーラが現れた。
輝姫「あれは…!!」
ラティア「深海ポケモンルギア!!アームド!!」
何と、ラティアも化身を出した。それどころか、アームドまでしてしまった。ラティアがアルファを抜いた。
ラティア「ティアラ!!」
ティアラ「OK!虹色ポケモンホウオウ!!アームド!!」
化身アームドしたティアラのシュートが決まり、1‐0で先制。
輝姫「一度見ただけなのに、化身アームドしちゃった…!!」
フェイ「これが、世界最強と言われた双子姫…。ラティア・クラリスとティアラ・クラリスの力…!!」
その後も攻め続けるが、相手の固いDFが破れない。そして、相手の攻撃も激しさを増した。1‐0で前半終了。
美咲「お疲れ様です!!」
杏樹「何とかリードを保てましたね。」
信助「皆さんのお蔭ですよ!!」
マーク「だが、こちらのDFが破られるのも時間の問題だ。」
一哉「ああ…。恐らく、後半直後に崩されるだろう。」
ディラン「最後の方は、かなりギリギリだったしね。」
ラティア「ここ、相手はどんな感じ?」
ここ「OFもDFもレベルが高いわ。特にキャプテンのアルファ…、彼は化身アームドが使えるから、かなり厄介ね。」
ここは細かく記録したノートを分析する。
ここ「ラティアとティアラもアームドは使えるけど、まだ使い始めだから、体力の消耗がかなり激しいわ。後半は使わない方がいいかも。」
ラティア「分かったわ。」
ティアラ「確かに、前半でここまで疲れたのは初めて…。」
ラティア「他に化身アームドできる人は?」
天馬「俺と輝姫ができます。」
ラティア「じゃあ、後半はその2人を中心に攻撃するわよ。DFも、チャンスがあれば攻め上がって!!」
全「「「ああ!!!」」」
マーク「後半、奴等の攻撃は更に激しくなるだろう。だが、気持ちで負けるな!!」
ラティア「攻撃は最大の防御よ!!一瞬たりとも、隙を逃さない事!!良いわね!!」
全「「「ああ!!!」」」
皆はグラウンドに向かう。
輝姫「凄いなぁ…。」
ティアラ「えっ?」
輝姫「ユニコーンって、マネージャーまで凄いんですね。だから、こんなにも強いのかなって。」
ティアラ「そうだね。ここの優れた観察力で相手のデータを集めて、それを元にラティアとマーク、一哉が作戦を立てる。」
輝姫「そして、攻撃の中心はティアラさんとディランさんですよね!後、ラティアさんとマークさんは精神的支柱!!」
ティアラ「うん!ユニコーンは個人のレベルも高いけど…、」
輝姫「けど?」
ティアラ「チームとして、世界一だと私は思うな!!」
輝姫「はい!!」
***
姫佳「あれ?1話で完結させる積りだったのに…、」
輝姫「後編に突入ですね。」
太陽「だから、この人の予告はあてにならないんだよなぁ…。」
姫佳「うっ…;;何はともあれ、次回で完結です!!…多分。」
太陽「ほら、そういう事になるじゃん。」
輝姫「では、コメント待ってます!!」