二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.309 )
日時: 2012/12/08 16:21
名前: 姫佳 (ID: kM82Y1ex)
参照: 今年最後の大会終了!!

第15話「衝撃の再会!円堂大介!!」


ワンダバ「到着だ。」
フェイ「ここに、マスターDがいるんだね?」
天馬「わぁ!サッカーやってる!」
剣城「久しぶりに見るな…。こんな風景。」
輝姫『やっぱり、サッカーって良いね!』

皆も頷いた。

錦「それにしても、暑いぜよ…。」
直紀「どうやら、日本じゃないらしいな。」
ワンダバ「ここは常夏の国『トンガットル共和国』だ。円堂大介は、この病院にいる。」
杏樹「…入院してるんですか?」
ワンダバ「そういう事になる。」
美咲「そう何だ…。」

〜病院〜

神童「どうでした?」
鬼道「大介さんは、2階の病室だ。」
錦「よぉし!行くぜよ!」
杏樹「待って下さい。大勢で行ったら、迷惑になるんじゃないんですか?」
直紀「そうだな…。」
鬼道「大介さんが知っているのは、俺だけだ。ここはまず、俺が会いに行こう。」
天馬「俺も行きます!」
神童「ここは、鬼道さんに任せよう。」
天馬「…はい。お願いします。」

天馬は覇者の聖典を鬼道に渡した。

数分後、鬼道が帰って来た。

神童「駄目だったんですか…?」
鬼道「…ああ。」
茜「ここまで来たのに…。」
錦「まさか、教えて貰えんとは思ってもみなかったぜよ…。」
剣城「どうする?ノートを解読できないと、俺達は手詰まりだぞ。」
信助「鬼道さんが行っても駄目だったのに、僕達が行っても無理だよね…。」
ワンダバ「よぉし!私が行ってくる!!」
美咲「逆効果だと思うけど…。」
水鳥「いきなりあんたみたいなのが現れて口を聞いたら、爺さん腰を抜かしちまうだろ!!」

その時、輝姫が病院に向かった。

直紀「輝姫?!」
杏樹「私が行ってきます。直紀さんは、待っていて下さい。」

杏樹も輝姫の後を追った。

〜病室〜

「…誰だ?」
杏樹「円堂大介さんですよね?初めまして。月乃杏樹と言います。円堂監督の元で雷門中サッカー部のマネージャーをしています。此方は選手の白炎輝姫です。」

輝姫はお辞儀をした。

大介「円堂監督?お嬢ちゃん達、嘘はいかんぞ。守は監督何かじゃない。」
杏樹「信じて貰えないかもしれませんけど…、私達は今よりもちょっとだけ未来から来たんです。」
大介「馬鹿馬鹿しい。」
輝姫『未来での円堂監督は、最高の監督で雷門中サッカー部を日本一にしたんです!』
大介「日本一だと?」
輝姫『はい。どんな時でも私達を元気づけてくれる最高の監督です!』
大介「そりゃあ、わしの孫だからな!…いかんいかん!騙そうとしてもそうはいかんぞ!」
輝姫『そんなんじゃありません!!』
杏樹「…貴方は、本当の円堂監督のお祖父さん何ですか?」
大介「無論だ。」
杏樹「だったら分かる筈です。円堂監督は言ってました。『監督にとって、一番大切な事はチームを守る事』だと。」
大介「どうしてそれを…、」
杏樹「だから、ゼロっていう物凄く強いチームと戦った時も私達を助けてくれたんです。自分自身のプレーで、どうすべきか教えてくれました。だから、雷門の皆はその意思を継いでチームを守ろうとしています。サッカーを守ろうとしているんです。」
輝姫『分かって下さい!!私達、円堂監督もサッカーも失いたくないんです!!』

すると、突然大介が笑った。輝姫と杏樹は顔を見合わせる。

大介「輝姫と杏樹と言ったな。」

2人は頷く。

大介「良いだろう、教えてやろう。わしがこのノートに書いた最強の11人について。」
輝姫『本当ですか?!』
大介「しかし、その11人が集まる事は絶対にない。何しろ集める事は不可能なメンバーだからな。」
杏樹「集める事が不可能…?」
大介「所詮、わしが思い描いた夢に過ぎん。最高のサッカーを求めてきたこのわしの最後の夢だ。…行こう!皆と話がしたい!」
輝姫『それじゃあ…!』
看護婦「円堂大介さん、検温の時間ですよ。…あっ!又抜け出そうとしてたでしょ!」
大介「見つかっちまったなぁ!!」
看護婦「全くもう!安静にしてなきゃ駄目でしょう?!」
大介「じゃあな。皆に宜しく言っといてくれ。」

その後、後で行くと小声で伝えた。

輝姫達が戻った途端、何とプロトコル・オメガ2.0と試合をする事になっていた。

「あっ!貴女とは初めましてですね!私は『ベータ』、このチームのキャプテンです。」
輝姫『初めまして…。白炎輝姫です。』
ベータ「ふぅん…。確かに凄い力を持っていますね。中々興味深いですわ♪」

ベータはそれだけ言うとフィールドに戻って行った。

直紀「何だったんだ…?」
輝姫『さぁ…?』

試合が始まった。天馬がワンダートラップでボールを奪うが、相手に奪い返されてしまった。オフェンスコマンド04で信助を抜き、エイナムにパス。シュートコマンド06が決まり、先制点を奪われてしまった。

美咲「先取点取られた!!」
直紀「まずいな…。勢いは完全に相手だ。」

試合再開。雷門がパスを回し、神童がスライディングをかわした。天馬にパスが化身アームドに失敗し、ボールを奪われてしまった。エイナムに強烈なパスが通り、シュートを打とうとした途端、ベータがボールを奪った。ベータの化身「虚空の女神アテナ」がアームドし、シュートコマンド07が決まった。2‐0で前半終了。

信助「この儘じゃ…、ノートを解読する前にやられちゃう…。」
大介「何だ?その顔は。」
杏樹「お祖父さん…。」
天馬「お祖父さんって?」
輝姫『円堂監督のお祖父さんだよ。』
天馬「この人が…!」
フェイ「って事は、マスターD!」
大介「マスターDか…。未来じゃわしはそう呼ばれているのか。」
鬼道「それでは信じて下さるのですか?我々を…。」
大介「無論だ。…皆、良い目をしとる。よぉし!この試合、わしが監督になる!!」
全「「「ええええぇぇっ?!」」」
杏樹「最強の11人の秘密を、教えに来てくれたんじゃないんですか?」
剣城「最強の11人?」
神童「それが、覇者の聖典に記されていると…?!
大介「その話は後だ。今はこの試合に勝つぞ!勝利への道は3Dだ!」

後半開始。神童から天馬にパス。が、カットされてしまった。剣城が化身アームドし様としたが、失敗。

大介「ほぅ…。化身と一体化する積りなのか…。」

ベータにパス、シュートを打ったがぶっとびジャンプで防いだ。府営から錦にパス。が、錦がミスした。そこへ天馬が錦を踏み台にしてボールを取ろうとしたが失敗。その時、何か閃いた様だ。

鬼道「皆!!バラバラの点を繋げ!!フィールド上の全ての空間を使うんだ!!」

雷門の中盤にスペースが空いた。神童が相手からボールを奪い、立体的にパスを回していく。

美咲「あれは…!!」
輝姫『天馬にボールを繋ぐ為の必殺タクティクス!!』

天馬が化身アームドでシュートを決め、2‐1。
試合再開。エイナムがパスミスし、ボールを奪ったフェイがミキシトランス。古代の牙が決まり2‐2の同点。
試合再開。相手の激しい攻撃により、中々パスが回らない。剣城が化身アームドしようとするが、又も失敗。

大介「どうにもならんのなら、化身を食っちまえ!!」

今度は剣城の化身アームドが成功。シュートが決まり、2‐3で逆転。

直紀「そういう事か…。」
美咲「直紀さん?」
直紀「京介は今迄、化身を装着しようとしていた。が、そうではなく内側に融合するという事だったんだ。」
葵「これで勝ちは決まりましたね!!」
輝姫『そうなると良いけど…。』

彼等はまだ知らなかった。プロトコル・オメガ2.0の本当に力を———




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姫佳「あー!!3DS欲しいよー!!」
太陽「いきなり何叫んでんの?」
姫佳「3DSめっちゃ欲しい!!どう森やりたいー!!」
全「「「そこはイナイレだろ!!!」」」
姫佳「プレイ動画見るのは好き((キリッ」←
輝姫『さて、次回からいよいよ時空最強イレブン編です!!』
姫佳「と言っても、明らかになるだけですけどwでは、コメ待ってます!!」