二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.411 )
日時: 2012/12/24 23:44
名前: 姫佳 (ID: 6mW1p4Tl)
参照: 冬休みの宿題終わったー!!

「ペアリングの約束」


〜輝姫視点〜

太陽<直にぃからテーマパークのチケット貰ったんだ!明日はクリスマスイブだし…、一緒に行かない?>

この瞬間、私は嬉しくて飛び上がった。返事は勿論OK!

輝姫「太陽とのデート、久しぶりだな〜♪」

私達は学校も違うし、部活もお互い忙しいから中々会えない。が、今日はクリスマスイブという事で部活がお休み。太陽も部活が休みらしく、デートする事に。

輝姫「楽しみだな〜!!」

私はルンルン気分で支度を始める。白いニットにピンクのフリルスカート、寒さ対策でタイツを穿く。ベージュのムートンブーツに、最近買ったリボン付きフレアコート。通販カタログで見つけた時に一目惚れし、お小遣いを貯めてようやく買ったお気に入り。髪型は赤いリボンで2つ結びに。先の方をゆる巻きにしてみた。

輝姫「あっ!そろそろ時間だ!!」

私はバッグとラッピングした袋を持って、待ち合わせ場所の駅に向かった。


輝姫「太陽〜!!お待たせ〜!!」
太陽「輝姫!久しぶり!!」
輝姫「うん!」
太陽「じゃあ行こっか。」
輝姫「ちょっと待って!太陽に渡したい物があって…、」
太陽「何?」
輝姫「クリスマスプレゼント…。マフラー編んだの。」

前に太陽がマフラー解けたって言ってたから、オレンジと黄色の毛糸を使って2か月前から頑張って編んだんだ!

太陽「有難う!!でも、大変じゃなかった?」
輝姫「ううん。編み物好きだし…。」
太陽「そういえばそうだったねw」

喜んで貰えて良かったー!!

太陽「僕もクリスマスプレゼントあるんだ!はい!」
輝姫「有難う!開けてもいい?」
太陽「うん。」

中をにはピンクの可愛い耳あてが。私は早速つける。

輝姫「温かい…。有難う!」
太陽「じゃあ、今度こそ行こっか!」
輝姫「うん!」


〜テーマパーク〜

太陽「やっぱり人多いね…。」
輝姫「クリスマスだもんね〜。」

私は勇気を出して太陽の手を握った。太陽は少し吃驚している。

太陽「…どうしたの?今日は積極的だね。」
輝姫「う、うん///」

だって、太陽もてるんだもん。前に練習試合を見に行った時、試合が終わった途端、太陽は女の子達に囲まれた。私は引っ込み思案なので、その中に入れる事ができず、いつも遠巻きでオロオロしている。(太陽がちゃんと迎えに来てくれるけど。)
…でも、それじゃあいつか太陽を取られちゃう気がする…。だから、今日は少し積極的になってみた。

太陽「あっ!今、ジェットコースター空いてる!」
輝姫「本当だ!乗ろうよ!!」

私達はジェットコースターに乗った後、色々なアトラクションに乗った。


時刻はお昼過ぎ。今はカフェでランチ中。私はパスタを食べている。

太陽「…輝姫、何かあった?」
輝姫「えっ?」
太陽「今日、随分と積極的だから…。」

私は恐る恐るこの前の事を話した。

太陽「アハハwwwそんな事か〜www」
輝姫「わ、笑わないでよ…///」

うぅ…。だから言うの嫌だったのに…><

太陽「心配しなくても、僕が好きなのは輝姫だけだって。」

そういう事を笑顔でサラッと言うんだから、私もつい許してしまう。

太陽「ほら、行こう!」
輝姫「うん!」


〜太陽視点〜

直にぃがバイト先の知り合いから貰ったテーマパークのチケット。それが僕に回ってきた。最近、輝姫と全然会ってないから、思い切ってデートに誘った。

輝姫「ねぇねぇ!メリーゴーランド、乗ってきていい?」
太陽「良いよ、行っておいで。」
輝姫「わ〜い!!」

さて、僕は天馬とメールしている。そして、最近多い内容が「輝姫が告白される」というもの。ついこの前も、3年の先輩に告白されたとか。輝姫は凄く優しい性格で、中々嫌と言えない。その為、よく強引に付き合おうと言われるらしい。天馬が代わりに断ってくれてるとはいえ、彼氏としてこの問題を放っておけない。
よし、雷門中に行く機会があったら、奴等にサンシャインフォースという名の制裁を下そう←

輝姫「太陽、ちょっと疲れたから何か温かい飲み物飲もう?」
太陽「ああ。」

僕達は自販機で買ったココアを飲んでいる。

太陽「輝姫さ…、もう少し自分が可愛いって自覚持った方が良いよ?」
輝姫「えっ…、急に何?」
太陽「天馬から聞いたよ。最近、告白されてるらしいね。嫌ならちゃんと断らないと。」
輝姫「う、うん…。」

輝姫は困った様に返事をする。

太陽「僕は、輝姫の優しい所とか、相手の立場で考える所とか、凄く好きだよ?でも、やっぱり嫌な事ははっきり言わないと。」
輝姫「…うん。頑張る!天馬がいなくても、断れる様に頑張る!」

その後、僕達は近くのゲーセンに入った。

輝姫「あっ…、このペアリング可愛い…。」

輝姫が見つけたのは、オレンジと黄色のペアリング。

太陽「欲しいの?」
輝姫「うん。だって、私と太陽みたいでしょ?」

確かに、言われてみたらそうだな…。

太陽「よし!取ってみようか!」
輝姫「Σえっ?!でも、結構遠いよ…?」
太陽「大丈夫だって!」

もし取れなくても、ティアラさん達の力借りるし((エ
100円玉を入れて、クレーンを動かす。

輝姫「もうちょっと右!」

輝姫の指示通りクレーンを動かしていく。

輝姫「よし!そこ!!」

ボタンを押し、クレーンがゆっくりと降りていく。そして、クレーンがペアリングを掴んだ。

輝姫「やった!!」
太陽「まだだ…。」

問題は、これをこの儘出口まで持っていけるかどうか…。クレーンがゆっくりと動く。そして、カタンと音がした。

太陽「取れた…!!」
輝姫「やったー!太陽、有難う〜!!」

輝姫がギュッと抱き着いてくる。

太陽「はい。」

僕は黄色のリングを輝姫の薬指にはめた。

輝姫「綺麗…。…あっ、私も太陽につける!」

輝姫は僕の薬指にオレンジのリングをつけた。

輝姫「フフッ…。結婚式みたいだね^^」

少し顔を赤らめ、恥ずかしそうに言う輝姫。

太陽「じゃあ、約束しよっか。」
輝姫「約束?」
太陽「本当に結婚するまで、このリングをはめてるっていう約束。」
輝姫「フフッ…。良いよ!約束ね!」

ゲーセンを出た時、丁度雪が降ってきた。

輝姫「ホワイトクリスマスだぁ…。綺麗…。」
太陽「それじゃあ、そろそろ帰ろうか。皆とパーティーの約束しているし!」
輝姫「うんっ!!」




***
姫佳「うわ〜、久しぶりに書いたわ甘。めっちゃ恥ずかしかった〜><でも、楽しかったw」
輝姫「見てるこっちが恥ずかしいよ…///」
太陽「今更だけど、輝姫何で話せるの?」
姫佳「声失う前だから話せる設定なの。」
輝姫「では、コメ待ってます☆」