二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGOクロノ・ストーン 光と闇の姫(プリンセス) ( No.414 )
日時: 2012/12/25 16:11
名前: 姫佳 (ID: 1T0V/L.3)
参照: 冬休みの宿題終わったー!!

第23話「皆が帰ってきた!」


〜現代 サッカー塔〜

美咲「皆、元に戻ってるのかなぁ…?」
フェイ「その筈だけど…。」
葵「何か、ドキドキするね…。」

皆は中に入った。

車田「おう!帰ってきたか。」
三国「コラコラ。先輩より、後輩が後に来てどうするんだ。」
天城「そうだド!」
天馬「元に戻ったんですね!良かった〜!!」
信助「もう平気何ですか?」
三国「ああ。心に何か引っ掛ってた感じがあったんだが、今はもう大丈夫だ!」
車田「そうだな。今はスッキリしてる。」
速水「心が楽になった気がします。」
神童「俺達がベータを倒した事で、皆にかけられていたマインドコントロールが解けたんだ。」
浜野「そういう事になってた何て、全然意識してないっちゅーか…、」
水鳥「これでひとまず元通りって訳だな!」
直紀「いや、まだ円堂さんも大介さんも元に戻ってない。」
ワンダバ「全てを元に戻すには、やはり時空最強イレブンの力が必要だ。」
錦「まあまあ。今は、サッカー部が復活した事を喜ぶぜよ!」
輝姫『天馬!キャプテンとして一言!』
天馬「Σえぇっ?!う〜ん…。…よし!じゃあ…、皆に訊きますよ!サッカーは好きかー?!」
全「「「おう!!!」」」
天馬「じゃあ久しぶりに、皆で練習しませんか?」
信助「良いね!やろうやろう!!」
杏樹「サッカー禁止令が出てるのに、大丈夫?」
天馬「あっ…、そうだった…;」
直紀「豪炎寺さんがサッカー塔の取り壊しを引き延ばしてくれたんだ。簡単には見つからないだろう。」
輝姫『それもそうだね!』

その時、見かけない少女が入ってきた。

「キャプテーン!お帰りなさ〜い!!」
神童「誰だ…?」
剣城「さぁ…?」
「サッカー部の皆さん、ちーっす!!」
天馬「あっ、どうも…。ところで君、誰だっけ…?」
「誰って…、ええぇっ?!キャプテン、そんな冗談止めてよー!!うち、エースストライカーやんね!」
剣城「エース…、ストライカー?」

輝姫達は顔を見合わせる。

天馬「それ…、雷門のユニフォームだよね?新しいマネージャー希望とかですか?」
美咲「そうなの?」
「天馬キャプテン、それ面白い冗談やんね!」
浜野「ちゅーかキャプテン、幾らタイムトラベルしたからって、うちの部員忘れてんの?」
「そうですよー!ほら!」

少女の背番号は10だった。

天馬・信助「「えええぇっ?!」」
「この間、剣城にストライカー対決で勝たせて貰ったので、現時点でうちがエースって事にさせて貰ってるやんね♪」
フェイ「又、タイムパラドックスが起きている…。」
天馬「そ、そうなの…?ところでその…、君、名前何だっけ?」
「しょうがないなぁ。じゃあ、改めて自己紹介するね!『菜花黄名子』です!宜しく!あ〜…、でもやっぱり、エースナンバーは不味かったか…。じゃあ、すぐに脱ぎま〜す。」

そこをマネージャー達が急いで止める。

黄名子「あっ!!もしかして、貴女が輝姫?!」
輝姫『そうですけど…。』

黄名子はじ〜っと輝姫を見つめる。

黄名子「かっわいい〜!!太陽の彼女にしとくの勿体な〜い!!」

黄名子は輝姫に抱き着いた。

直紀「あっ、あんまり近付くと…。」
黄名子「えっ?」

その時、輝姫は泣き出してしまった。

黄名子「Σえぇっ?!うち、何かしたやんね?!」
直紀「人見知りが激しいから、正体面の人とは中々打ち解けられないんだ。京介、悪いけど輝姫を向こうで落ち着かせてくれないか?」
剣城「はい。」

輝姫は剣城と共にサッカー塔を後にした。

黄名子「うち、嫌われたやんね…?」
直紀「大丈夫。少ししたら落ち着くと思うから。」

その後、皆はグラウンドに移動し、神童のミキシマックスの力を見ていた。

大介「お前達、そろそろ次に行くとするか。」

そこへ、輝姫と剣城が戻ってきた。

大介「時空最強イレブン2番目となる存在。次なるターゲットは『2の力 仲間の勇気を奮い立たせ、鉄壁の護りに変えるカリスマDF』、例えて言うならば『ジャンヌ・ダルク』だ!!」
美咲「ジャンヌ・ダルク…。」
霧野「ジャンヌ・ダルクと言えば、歴史的戦争を勝利に導いた戦場のカリスマ。彼女には、神の声を聴く力があったという説もある…。」
茜「素敵ー♪」
黄名子「はい!だったら女の子だし、やっぱりうちやんね!頑張ります☆」
大介「よし!お前に任せる!」
神童「そんなんで良いんですか?!;」
黄名子「そんなもんやんねー!こういうの!」
杏樹「違うと思いますが…。」
大介「アーティファクトはすでに手配した!」
直紀「誰に…?;」
フェイ「提案何だけど…、ここからのタイムジャンプは、11人で行きたいんだ。」
霧野「数を限定するって事か…。」
フェイ「そうなるね。」
神童「何故だ?」
フェイ「タイムルートへの悪影響を考えて、タイムジャンプする人数を最小限にしたいんだ。」
ワンダバ「ならば、メンバー選出は監督であるこの私が!!」
大介「いや!メンバーは、ミキシマックスを成功の可能性を加味してこのわしが行う!!」
ワンダバ「おいおい!貴方、石でしょうが!!」
大介「お前よりマシだがな。」
フェイ「まあまあ、2人とも。ワンダバ、ここは大介さんにお願いすべきだと思うよ。」
ワンダバ「良かろう…。」
大介「アーティファクトは、明日入手できる予定だ。故に出発は明日とする!」
霧野「今回のメンバーは?」
大介「明日までに選んでおくとしよう。」


〜下校中〜

天馬「…あれ?河川敷に誰かいる…。」
輝姫『本当だ…。綺麗な人…。』

そこには、膝まであるエメラルドグリーンの髪に青い瞳をした女性がいた。輝姫達は気になって河川敷に向かった。

天馬「あの、ここで何してるんですか?」
「ちょっと考え事をね…。…君達、雷門中の生徒?」
天馬「はい。」
「ここで雷門イレブンが練習してたって聞いたんだけど…。」
天馬「そうですよ。…でも、今はサッカー禁止令のせいでサッカーに関わる物が無くなってるんです。」
「…そっか。日本はサッカー禁止令が出たんだっけ…。前までイタリアにいたから、すっかり忘れてたわ。」
直紀「ところで、貴女は確か「御免なさいね。実は私、お忍びでここに来てるの。だから、名前は言わないで。」

女性はニコッと笑った。

輝姫『あの…、今、雷門イレブンって言ってましたけど…。』
「イナズマジャパンの選手達と、親しくてね。皆が練習したっていう河川敷を見てみたくなったのよ。…でも、サッカーできないんじゃ仕方ないわね…。」

女性は残念そうに溜息を吐いた。

天馬「あの、俺達、絶対にサッカーを取り戻してみます!!そしたら、又ここに来てくれませんか?!」
「えっ?」
輝姫『そうですよ!私、貴女とサッカーしたいです!』
「…フフッ。有難う。貴方達を見ていたら、元気が出てきたわ。」
直紀「何か、悩み事でもあったんですか?」
「…色々とね。私、こう見えても会社の社長なのよ?」
天馬「凄〜い!!でも、お仕事大変じゃないですか?」
「そうね…。寝る暇もないし、仕事も多いから大変だわ。…でもね、」

女性は目を瞑り、優しい声で言った。

「辞めようと思った事は、一度もないわ。」

その笑みに、輝姫達は見惚れてしまった。

「お嬢様、こんな所にいらっしゃったんですか。」

その時、茶髪に藍色の瞳をした男性が来た。恐らく、女性の執事だろう。

「そろそろ帰らなきゃいけないわね…。今日は有難う。それじゃあ、又どこかで。」

女性は男性と去って行った。

輝姫『今の人達…、どこかで見た事ある様な…。』
天馬「俺も…。でも、本当に綺麗な人だったなぁ…。」


「へぇ…。じゃあ、彼等が雷門サッカー部の…、」
「えぇ。守の後輩よ。純粋で凄く可愛かったわ。」

女性が微笑むと、男性は溜息を吐いた。

「それはいいとして…、反省してる?急にいなくなったら、皆で探し回ったんだよ?」
「あら、御免なさい。でも、外に出たくなる時もあるのよ。」
「それならそうと、俺に言ってくれればいいのに…。」
「貴方だって、仕事忙しいでしょう?」

信号で停まり、男性は溜息を吐きながら女性の髪を撫でた。

「俺は君の執事であり、夫だよ?君が望む事なら、何だって叶えてやりたいんだ。」
「その気持ちだけで十分だわ。…ほら、信号青に変わったわよ?」

リムジンは又走り出した。


〜翌朝〜

天馬「えぇっ?!そんな事があったんですか?!」
倉間「ああ。ま、俺のシュートであっという間に倒したけどな。」
天城「俺達も襲われたド。」
車田「当然倒してやったがな。」
天馬「車田先輩達も…?」
杏樹「でも、妙ですよね…。サッカー禁止令が出されている今、サッカーで襲ってくる何て…。」
フェイ「考えられるのは1つ。きっと、プロトコル・オメガによってマインドコントロールされた者達だ。サッカーを使って、雷門のメンバーを潰す積りだろうね。」
直紀「それによってサッカーへの失望感を植え付け、嫌いにさせる積りという事か…。」
神童「ひょっとすると…、」
剣城「ベータに代わる新しい敵の仕業か。」
豪炎寺「その様だな。奴等はまだ諦めていない。」
天馬「豪炎寺さん!」
豪炎寺「エルドラドは、サッカー禁止令だけではなく、徹底的にサッカーを排除しようと動いている。根強いサッカー好きの中には、隠れてプレーしている者もいる。このところ、そんな者達が次々に襲われているんだ。」
天馬「そのやり方は、まさにあいつ等の…!!」
剣城「ああ、間違いない。」
フェイ「あいつ等は、この時代からサッカーの存在を完全に消そうとしているんだ。急がなきゃ!」
大介「豪炎寺、頼んどいた物は手に入れてくれたか?」
豪炎寺「はい。(まぁ、ティアラが脅したが…;)」←

アーティファクトは勇気の兜という物だ。

輝姫『豪炎寺さん!』

輝姫は帰ろうとする豪炎寺を追いかけてきた。

豪炎寺「どうした?」
輝姫『昨日、イナズマジャパンの皆さんと親しいっていう女性と会ったんですけど…。』
豪炎寺「俺達と?」
輝姫『はい。エメラルドグリーンの長い髪に、青い瞳をした綺麗な女性でした。』

輝姫は昨日の女性を思い出し、うっとりする。一方、豪炎寺は目を見開いていた。

豪炎寺「そうか…。帰ってきたのか…。」

輝姫はキョトンとする。

豪炎寺「何でもない。そいつなら、俺達もよく知っている。教えてくれて有難うな。」

豪炎寺はそう言い、去って行った。

直紀「輝姫!そろそろ出発するぞ!」

輝姫は頷き、キャラバンに乗った。


輝姫『ここが、ジャンヌ・ダルクの世界…。』
フェイ「1427年、フランスボークルール付近だ。」
美咲「あれは…、戦場?!」

煙が上がっており、兵士達が戦っていた。




***
姫佳「今回から遂に、ジャンヌ編突入ー!!」
輝姫『やっと私も試合に出れるー!!』
太陽「ていうかさ、あの女性と男性もう名前出せば?」
姫佳「え、やだ。」←
天馬「いや、正体もう分かってるって!!」
姫佳「でも、まだ名前出さない!!」((
輝姫『では、コメ待ってます☆』